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6月から増加する「土砂災害」 体験者が語る移住を決めた恐怖 愛知・豊田市

報道局
愛知三重岐阜特集 2018/6/11 16:00

 これからの時季、各地で増える土砂災害。被害に遭った体験者を取材しました。

 私たちが向かったのは、豊田市の中心から車で約20分の山間の町、石野地区。清水忠雄さん(73)はここで暮らしていたとき、土砂災害を体験しました。

「ドシャーンって音がしましたのでびっくりして(2階から)下りてきた。そしたら雨戸がくの字になっていた。土と水がドーンっと入ってきた」(清水さん)

 1999年6月のこと。当時、清水さんはこの家で奥さんと2人暮らしでしたが、幸い2人ともケガはありませんでした。19年を経ても、当時の記憶は鮮明だといいます。

 土砂災害のおそれがある場所は土砂災害警戒区域に指定されています。

 愛知県では現在、約1万2000の土砂災害警戒区域がありますが、うち、約5000が豊田市に集中しています。

 今では清水さんの家の裏山は土砂災害に備え斜面がコンクリートで覆い固められました。

 しかし、石野地区の清水さんが暮らす集落に通じる道路は一本道。もし土砂災害が起きて道路が寸断されれば集落ごと孤立するおそれがあります。

「また災害が来るんじゃないかと、大雨が降ると怖かった」(清水さん)

 つきまとう土砂災害への不安。清水さんは13年前、生まれ育った土地を離れ、隣町に引っ越しました。 

6月から十分な警戒が必要

 

 毎年、各地で起きる土砂災害。国土交通省の統計によると、これからの時季、特に被害が増えます。

 今月6日、広島県で起きた土砂崩れでは、車が巻き込まれ川に転落。

 男性1人が死亡しました土砂災害の危険は家の中だけではないのです。

 清水さんは5年ほど前、地域の人たちと一緒に独自の防災マップを作りました避難所の場所や過去、土砂災害が起きた場所なども書き込まれています。

 この防災マップは、石野地区の公民館や住宅1100戸に配布されました。

 一方3年前、豊田市が石野地区で行ったアンケートでは土砂災害ついて危険な場所は知っているが、“避難するルートまでは決めていない”と答えた人が、49パーセントに上りました。

「いつ災害が起きるか分からないので、よそのことだと思わずにやっぱり強く感じてもらわないといけない」(清水忠雄さん )

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