「孫」と「おじいちゃん」? 女子柔道48キログラム級 近藤亜美

 

6月13日の「キャッチ!的リオ」は女子柔道、48キログラム級の代表・近藤亜美選手です。

48キロ級といえば、“ヤワラちゃん”こと谷(旧姓田村)亮子選手!彼女はオリンピック5大会連続(金2銀2銅1)メダル獲得という

素晴らしい成績を残しました。

その伝統の階級に出場するのが、“愛知のヤワラちゃん”近藤選手です。

近藤選手は名古屋市出身。大成高校(一宮市)を卒業し、現在は三井住友海上に所属しています。

19歳で世界選手権優勝。10代での優勝は日本人4人目です。

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5歳で柔道をはじめ、小学2年のときに大府市の大石道場に入門しました。

道場主は、大石康(おおいし やすし)さん。

大石康さんはバルセロナオリンピックで金メダルを獲得した、吉田秀彦(よしだ ひでひこ)さんや

アテネオリンピック、北京オリンピックの2大会連続で金メダルを獲得した、谷本歩実(たにもと あゆみ)さんなどを育て上げた

名指導者です。

 

その大石さんは、近藤選手に柔道の基礎を徹底的に叩き込みました。ただ近藤選手は基礎練習が嫌いで、よく大石さんに叱られ、

正座させられていたというエピソードも。

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厳しい師弟関係の大石さんと近藤選手も、今はまるで「孫」と「おじいちゃん」のようです。

今年4月、リオオリンピック女子柔道代表選考会を兼ねた体重別選手権で優勝し、見事48キロ級代表の座を勝ち取った近藤選手。

柔道人生がかかった試合を、スタンドの最前列で大石さんはじっと見守っていました。

「リオに応援に行く」と言う大石さんに「心配だから誰かついてきてほしい」と言う近藤選手。

またこれまでは、大会で優勝するとお寿司や焼肉をねだっていた近藤選手が、今度は大石さんにごご馳走すると言ったそうです。

「こんなことは、誰も言わなかった」と話す大石さんですが、なんとなくうれしそうでした。

2人はゆるぎない師弟関係にありながらも、「孫」と「おじいちゃん」のような感情も持ち合わせているようでした。

開会式の翌日、8月6日に女子柔道の先陣を切って行われる48キロ級。

一番輝く色のメダルを獲得して、柔道の、そして日本の勢いをつけてほしいです。

 

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