2017年06月24日 13時38分

四国まんなか千年ものがたり(16)たんたんたぬき。

阿波池田駅でも見送りあり。この辺りまで来ると乗客も慣れてきて気軽に手を振り返している。

荷物置きのところにコンセントがあると聞き、一応チェック。装飾の手を抜いていない。

小粋なテーブルクロス。乗務員さんの話ではこれが器(うつわ)の滑り止めとのこと。カーブが多く、カントもきつい土讃本線なので、テーブルの上に直にコップや器を置くと滑りおちる可能性があるそうです。なるほどと思いつつ、この仕上がりなので「実用性だけを追求した」と感じさせないのが良い。

三縄駅で「南風12号」と交換し、第1吉野川橋梁を渡り、いよいよ渓谷美を楽しむ区間に突入。

徳島県最西端の駅「阿波川口」。2017年3月31日付けの徳島新聞ネット版によれば『妖怪タヌキ伝説にちなんだまちおこしに取り組む三好市山城町の住民が、JR土讃線で4月から運行する観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の乗客を、地元の阿波川口駅でもてなす準備を進めている。』とあり、まさかの「タヌキ」のお出迎え。私たちが乗っている下り列車は徐行運転なのですが、上り「多度津」行きは15分停車で、地元の方との交流タイムあり。

手作り感満載の横断幕。こういうの好きだなあ。

2017年06月23日 20時37分

四国まんなか千年ものがたり(15)阿波池田駅。

土讃本線が吉野川を渡る吉野川橋梁が見え始めました。

列車は東に向かって坂を駆け下り、この橋を渡った後は西に向かって走ります。

この車両のもう一つの運用、大歩危駅から多度津駅に向かう「しあわせの郷紀行」。その食事「おとなの遊山箱」を提供している日本料理「味匠 藤本」は徳島県三好郡東みよし町にあり、そこの方たちが手を振っての見送り。

程なく「阿波池田駅」に到着。この駅での乗車&下車は出来ませんが、乗客はホームに降りてしばし休憩。

手元の時計で12時頃の到着で12時10分頃出発。

自動販売機が「四国まんなか千年ものがたり」仕様になっている。

法被と帽子を借りての記念写真撮影大会。多度津を出て1時間40分。食事を含めて乗っていることに飽きることはありません。

2017年06月22日 20時34分

四国まんなか千年ものがたり(14)シンボルマーク。

この列車のシンボルマーク。讃岐財田駅前にあるタブノキ、善通寺のクスノキ、祖谷の鉾杉がモチーフとのこと。それが坪尻駅にも大きく出されていました。細かいところまで工夫を感じる「四国まんなか千年ものがたり号」の登場。

下り列車の出発信号が青に変わり、いよいよ出発!

俺が昔、フィルムだったころ、写真なんて撮っていなかった。

今やポイントを渡って本線に入るだけなのにデータがどんどん増えてゆく。

わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ。(注:この言葉のここでの使い方は本来とは違う気がしています)

 

こうして始まったばかりの徳島県の旅が続いていく。

里を俯瞰する風景が広がる。四国まんなか千年ものがたりの最初の絶景ポイントと言っても過言ではないと思います。

※愛知県にも「みよし市」がありますが、そこはひらがなです。もともとは愛知県三好町だったのが「市」となる時にここ「徳島県三好市」と調整したのですが、「漢字」の市名(愛知県三好市)となることに良い返事が得られなかったと記憶しています。

温製メニュー。讃岐牛とオリーブ豚のデミグラスソース煮込みハンバーグ。

パプリカのピラフ。

これで食事は終了。その後に出たコーヒーもGOOD。

いやあ満足満足。乗れて良かったと本当に思っています。何せ当初は満席で諦めていたところにキャンセルが出て、そのおかげで乗れたこの列車。実は、私たち以外にも何と前日にこの列車を取ったという2人組もおられ、何事も最後まで希望を持ち続けることは大切だと身をもって知らされました。

2017年06月21日 20時31分

四国まんなか千年ものがたり(13)マムシに注意。

やはり駅名標は欠かせません。秘境駅として注目を集めるまではこんな立派なものは無かったでしょう。

他の乗客の方の駅前散策が一息ついたところで撮影。

「四国まんなか千年ものがたり」がちらっ写っていますがさほど気にならない。

「マムシに注意」と言われてもどう注意していいものやら…。ただ今回の5泊6日の旅では、久しぶり(というより何年振りかが思い出せない)に、自然界のヘビを見ました。特にこの時期は注意するに越したことはありません。

スイッチバックの駅で静かに出発を待つ列車。新しい観光列車であってもこの風情は好きです。

駅の待合室には、全列車の通過時刻の一覧があるのですが、新しくこの列車の時刻も掲示されていました。

南風10号(高知発岡山行き)は11:31通過。

2列車を込みで撮影したいとは思っていたものの、多度津方では撮影ポイントが窮屈で断念。ただ南風10号を正面から待ち受けたいと思ってはいたのでこのアングルを選びました。さすがに顔の分かる方にはモザイクを入れさせて頂きました。

(余談)「四国まんなか千年ものがたり号」にとっては、本来はこの列車「南風10号」との行き違いのための運転停車であり、であればドア扱いは無いはずなのですが、恐らくここで運転停車を想定したダイヤを作ったと思われ、かつ秘境駅に“下車”するというイベントを作ったものと推察されます。やるぜ!!JR四国!

2017年06月20日 20時28分

四国まんなか千年ものがたり(12)「四国まんなか千年ものがたりの」の停車位置。

いよいよ「坪尻駅」のホームを目指して動き始めます。因みにこの位置に陣取ったのは私ともう一人。その方が先に助手席サイドに立ったので、私は185系の貫通扉の真ん前に立ちました。

動画。縦長のガラス越しなのでカメラも縦位置です。

結構な長尺なので適当に止めてください。

この駅で面白いなあと思ったのは、停車位置がこの列車専用であること。もっとも一般的な乗客の方には無縁な話でしょう。

一方、最後尾(坪尻まで、そしてここから先も先頭を走る車両ですが…)からの展望映像。

思ったよりもこの駅の有効長が短いのに驚きました。というのはかつてこの線には貨物列車が走っており、それにしては短いと感じたからです。

※ここで書くのも如何なものかでしょうが、JR四国ではこの線の名前は「土讃線」となっています。しかし昭和世代の私は国鉄時代の「土讃本線」と書いています。他意はありませんというか他意がありありなのですがそこはご理解頂けるものと思っています。

2017年06月19日 20時26分

四国まんなか千年ものがたり(11)スイッチバックの坪尻駅。

トンネル通過中。高級レストランの間接照明が如し。

きついカントが続く区間では、それを体感するための徐行運転があったりします。(笑)もちろん乗務員の方から解説あり。

※カントとは…カーブを走る列車の遠心力の影響を少なくするため、カーブ外側のレールを内側よりもやや高くすること。土讃本線では先頭車両の乗務員室後ろでかぶりついていると、本当によく分かります。

「本場」=赤信号

「折場」=注意信号

秘境駅として知られる「坪尻」駅が近づいてきました。

ところで「本場」は「本線場内」でしょうが、「折場」は何でしょう?折り返し線場内???

ここでは11:28から11:41まで停車し、秘境駅の秘境駅たるところを「下車」して堪能します。

本線を通過せず、ポイントの開いている側線に向かう。

この駅は何度か通過していますが、秘境駅としてこの駅に降り立つのは初めて。

列車内では最後尾の車両の展望映像を見ることが出来、先頭車にいながら、直後に先頭車となる車両の展望ビデオを見る。ある意味贅沢。

2017年06月18日 13時24分

四国まんなか千年ものがたり(10)さぬきこだわり食材の洋風料理。

金刀比羅宮が運営する神椿(かみつばき)の料理長監修「さぬきこだわり食材の洋風料理」。その名も「讃岐三畜と旬の地元野菜の洋食プレート 春」。そう「春」バージョンなのです。全てを食した後、季節ごとの料理を食べてみたいと思ったのは本音です。

さてスタートはコーンクリームスープ。

仰々しい感じの折箱風の器が置かれました。

蓋を開ければそこには四国が広がります。

もっとも4つに仕切られたブロックの一つ一つがそれぞれ四国4県の産品とうことではありません。悪しからず。

讃岐オリーブ牛のローストビーフ グレービーソースのジュレ 、自家製ピクルス三種 アンディーブ。

香川県産若鶏のとチーズ焼き 瀬戸内真鯛 ウニとこんぴら味噌の黄金焼き 洋ニンジンのグラッセ 季節野菜のオムレツ。

香川県産 魚介のムース オリーブ車海老のポッシュ イクラ添え ラヴィゴットソース。

単品の写真はありませんが、もう一品(ひとしな)は瀬戸内タコのエスカベッシュ 有機グレープフルーツの香り 季節の野菜添え サラダ仕立て。

どうしてこんなに細かく書いているかと言えば、「四国まんなか千年ものがたり」のホームページに載っている「そらの郷紀行」のメニューとは異なっているため。『※天候等仕入状況によってはメニューを変更する場合があります。』との注釈がありましたが、まさにその通り。もっとも事前に予習していたとしても何が違うか?などと考えることはこの料理の美味しさに出会った瞬間から全く意味を成さないと思います。

●今回の料理から私の知らなかった材料&調理用語集

1)グレービーソース

2)アンディーブ…チコリと聞いて分かりました。

3)グラッセ

4)ポッシュ

5)ラヴィゴットソース

6)エスカベッシュ

美味しいものは好きですが、どうやら私はグルメだったり食通とは縁遠いようです。

2017年06月17日 20時22分

四国まんなか千年ものがたり(9)『こんぴらさん』の巨大社紋。

改修工事が終わり、大正時代の開業時の様相となった琴平駅。見目麗しいとはこのこと。

駅構内のコンビニもシックな装い。この駅の風情を壊しません。

「四国まんなか千年ものがたり号」が停車する2番線。

その14分間の停車中には、この列車の運転開始に伴い作られた新しい専用待合室での接待があります。

中に入ると目に飛び込んでくるのは金刀比羅宮(こんぴらさん)の社紋。しあわせさん、こんぴらさん。

ウェルカムスイーツ。正直言ってこの列車の停車時間では短いのでは?などと最初は思っていましたが、慌ただしい感じもなく、思いのほかゆったりした印象。

ところで琴平駅まではほぼ空席だった我が1号車も満席に。さあいよいよこれからが旅の本番です。

2017年06月16日 20時21分

四国まんなか千年ものがたり(8)手を振って見送り。

5月26日(金)10:21。列車が出発して最初にあった車内での案内が多度津駅構内に今もその姿をとどめている「給水塔」。

2番目が運転士さん、車掌さんらによる「運転所」からの手を振っての見送り。この列車の他の乗客の方たちも手を振り返していたので、まずは好評と言えそうです。

3番目の案内がターンテーブル(転車台)。

最初の停車駅「善通寺」駅でのお見送り。地元でこの列車を盛り上げようとしているのがヒシヒシと伝わってくる。

讃岐平野を行く列車。

10:34着の琴平駅では手を振ってのお出迎え。

2017年06月15日 20時19分

四国まんなか千年ものがたり(7)1号車「春萌(はるあかり)の章」。

列車の乗り、いきなりこの列車が特別な存在であることを知らされます。

特急グリーン車とは言えこのゆとり。各座席(というよりはソファーですね)の反対側に座席が無いのは、列車の両側に広がる車窓から見る景色を、通路をおいた反対側の乗客に気兼ねすることなく、思う存分楽しんでほしいからとのこと。これは口で言うのは簡単ですが、採算を考えればとことん大胆な発想です。

室内の灯り。

机の真ん中にある灯りは“囲炉裏”をイメージしているそうです。

なおここまでに書いたことはJR四国のホームページにも詳しく書いてありますが、今回はそれではなく、乗車時に乗務員さんから聞いたことをもとに書いています。

ソファーの下には手荷物置き。この列車には網棚が無いのですが、小さな荷物はここに置けるようになっています。お洒落なカフェでは見かけますが、それをまさか列車の中で使うことになるとは思ってもみませんでした。

今回の食事予約券。実はこの「四国まんなか千年ものがたり そらの郷紀行」の特急券、グリーン券、この食事予約券は自力で取ったものではなく、旅行社にお願いしていました。私にしては珍しいパターンですが、翌日「駅レンタカー(レール&レンタカーきっぷ)」を予約していることもあって、一括でお願いしました。ケースバイケースですが、都度合理的に判断というほど大袈裟なことではないものの柔軟に考えて旅に出るのが私流。なおこのシリーズの(2)の特急券を見て頂ければ分かりますが、1号車の3番は二人席で1人での予約では発券されません。実は今回は会社の同僚(非鉄)との2人旅で、ただ全日程同道ではなく、彼の仕事の都合で高知まで一緒でした。

※名古屋~後免間の乗車券に「企画乗車券」と印字されているのは「レール&レンタカーきっぷ」によるものです。

出発前の儀式。アテンダントさんとの記念写真。ちゃんとブログにUPすることは了解いただいています。でも普段はこうした写真は撮っていません。この列車が走り始めたばかりだからこそです。

ところでこうした「記念」写真をブログにUPできるかどうかの基準ですが、私の経験では鉄道事業者によって対応が異なるもののおおむねアテンダントさんの写真はOKとなることが多いです。そうした場合、アテンダントさんに確認するとOKかNGかを教えてくれますし、ご本人さんの了解を得て撮影はしたもののその場でブログ掲載の了解を取っていない時は、後日鉄道事業者の広報担当者に確認したりもしています。いずれにしろ無許諾でUPすることはしていません。

一方で、撮影OK、SNSはOK、ブログNGとか結構パターンがあります。ご注意を。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!