第437回(平成24年6月12日実施)
1.開催年月日
平成24年6月12日(火)
2.開催場所
中京テレビ本社 特別会議室
3.出 席 委 員
委員総数:10名 出席委員数:10名
加藤 延夫 委員長
的場 正美 副委員長
田口 邦子 委員
鈴木 誠 委員
加藤幸兵衛 委員
川合 伸子 委員
江崎 貴久 委員
佐合 広利 委員
安住 恭子 委員
中村 克央 委員
4.議題
- 社側報告
- 人事について
- 「日本放送文化大賞の地区審査員」について
- 番組合評
『マザーズ「特別養子縁組」母たちの選択』
<2012年5月25日(金)26:45〜27:42放送>
5.議事の概要
- 6月19日付人事について報告した。
- 「日本放送文化大賞の地区審査員」について報告した。
- 中京テレビ制作『マザーズ「特別養子縁組」母たちの選択』について合評した。 委員からあらまし次のような意見が出された
- 養子の子供たちの行く末の幸多からんことを心から願わずにはいられない番組でよかった。
- 乳児院や里親委託の長所・短所を、もう少し多面的に紹介してもよかったのではないか。
- 現場と特別養子縁組制度というものがしっかりとつながって見えたので、感傷的とか情感的というよりも、人としてどう考えるのかという感じがした。
- 特別養子縁組制度のどこに問題があってどうしていかなきゃいけないかということを、一つ一つのシーンから積み重ねて訴えてくる感じがした。
- 特別養子縁組の制度ができた背景とか、過去にこれを適用した事例がその後どうなっているかという情報も加わった結果、社会の問題として考えてもらうという点では非常に全体がわかりやすく再構成されていた。
- 岡田さんが、特別養子縁組で子供さんをもらわれていて、その養子の愛未さんが岡田さんの活動の原動力となっている。1人の母親としての生き方にとても感動をした。
- 男性側のコメントやそういうものが何らかの形で、綾香さんや美沙さんに対して申しわけなかったとか、何かもっといたわりの言葉なりが欲しかった。
- 里親委託優先の原則が今日生まれるまでのプロセスというところをもう少し丁寧に追っていただくとさらによかった。
- 子供を死なせない道筋だけは示しておきたいという信念に基づいた言葉が印象に残った。