中京テレビ 番組審議会

第438回(平成24年7月10日実施)

1.開催年月日

平成24年7月10日(火)

2.開催場所

中京テレビ本社 特別会議室

3.出 席 委 員

委員総数:10名 出席委員数:10名

加藤 延夫 委員長
的場 正美 副委員長
田口 邦子 委員
鈴木 誠  委員
加藤幸兵衛 委員
川合 伸子 委員
江崎 貴久 委員
佐合 広利 委員
安住 恭子 委員
中村 克央 委員

4.議題

  1. 社側報告
    • 「平成24年度民放連盟賞中部・北陸地区審査会」について
  2. 番組合評
    『ある難聴ラガーマンの物語〜楕円家族の軌跡〜』
    <2012年5月26日(土) 26:31〜27:16>

5.議事の概要

  1. 「平成24年度民放連盟賞中部・北陸地区審査会」について報告した。
  2. 中京テレビ制作『ある難聴ラガーマンの物語〜楕円家族の軌跡〜』について合評した。委員からあらまし次のような意見が出された
    • 全編を通して、ナレーターや登場人物のむだのない言葉の選び方や重みが感じられた。
    • 障害のある人は良い人というイメージに矛盾を抱えながら、悩みながら、調和を図りながら、一所懸命もがいて生きていく姿がみずみずしく描かれていた。
    • 本音でぶつかるということを仲間たちに伝えようとする、自分が指導者に変わっていくという姿がすごくすてきでした。
    • 主人公のラガーマンとしての成功物語というだけではなくて、彼が獲得した技術的なこととかも含めてもっと情報としてあってもよかった。
    • 最後の場面で、練習試合の相手が、倉津君の耳が聞こえないということに気づかなかったというのは、いわゆる頑張る障害者というレベルから、普通に自分らしく生きているというところが相手の方にも伝わったいい締めだった。
    • 3カ月の空白に至った経過やその間の行動について少し説明が要ると思った。
    • 前半の熱血漢的、躍動的な部分から、後半の心理劇的、内面的な部分への場面展開が、練り込みが足らないというか、熟成が足らないと感じた。
    • 番組全体を見て、画像がきれいだと思った。全編に流れる詩のような、そういう美しさというものを強く感じた。
    • 大変元気づけられる、勇気づけられる非常にいい番組だった。

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