中京テレビ 番組審議会

第442回(平成25年1月15日実施)

1.開催年月日

平成25年1月15日(火)

2.開催場所

中京テレビ本社 特別会議室

3.出 席 委 員

委員総数:10名 出席委員数:10名

【出席委員の氏名】
加藤 延夫 委員長
的場 正美 副委員長
田口 邦子 委員
鈴木 誠  委員
加藤幸兵衛 委員
川合 伸子 委員
江崎 貴久 委員
佐合 広利 委員
安住 恭子 委員

中村 克央 委員(文書参加)

4.議題

  1. 番組合評
    NNNドキュメント‘12
    『遠きフクシマの故郷 〜さまよえる家族たち〜』
    <2012年12月23日(日・祝) 25:50〜26:45>

5.議事の概要

  1. 中京テレビ・福島中央テレビ共同制作『NNNドキュメント’12 遠きフクシマの故郷〜さまよえる家族たち〜』について合評した。
    委員からあらまし次のような意見が出された。
    • 福島第一原発事故で被災された皆さんの置かれた現状や思いを正面から丁寧にとらえた良質な番組であった。
    • 地元地域が抱える問題を共有できる福島中央テレビの存在が大きかったのではないかと思った。これからも東北の地元放送局と共同してこういった番組をつくって頂きたい。
    • 2年たつと、記憶からも失われていくものが多くなってきている。自分や家族さらに地域や職場の今と未来を描けていないが、見通しは立てなければいけないというギャップに追い込まれている人たちが沢山いるということを、伝えていく必要があると思った。
    • 原子力のこの福島の問題というのは、映像として見ても、何か異様という感じがすごくして、その空気感の全然違う異様さというのを伝えるというのが大事だと感じた。
    • 置かれた状況の異なる3組の家族を登場させ、いろいろな角度から問題や課題を掘り下げていて、ドキュメンタリー番組としての意気込みも感じられてよかった。
    • 大沼さんの作った標語が受け入れられていたころの町民の感想とか、現時点でほかの方が標語をどう思っているかということをもっと深く彫琢していくと、よりテーマが明確になってきたのではないかと思った。
    • 大沼さんのビデオカメラの映像がうまく使われていて、リアリティーを持っている。
    • 菅波さんの映像が少なく感じた。バランスの問題もあるので、もう少し多くして踏み込んで描いてもよかったのではないかと思った。

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