第448回(平成25年7月9日実施)
1.開催年月日
平成25年7月9日(火)
2.開催場所
中京テレビ本社 特別会議室
3.出 席 委 員
委員総数:10名 出席委員数:10名
【出席委員の氏名】
加藤 延夫 委員長
鈴木 誠 副委員長
田口 邦子 委員
川合 伸子 委員
江崎 貴久 委員
佐合 広利 委員
安住 恭子 委員
佐野 充 委員
加藤幸兵衛 委員(文書参加)
入江 恵 委員(文書参加)
4.議題
- 社側報告
- 平成25年日本民間放送連盟賞中部・北陸地区審査会について
- 番組合評
『ニッポンの性教育 セックスをどこまで教えるか』
<2013年5月25日(日)27:00〜27:52>
5.議事の概要
- 平成25年日本民間放送連盟賞中部・北陸地区審査会について報告した。
- 中京テレビ制作『ニッポンの性教育 セックスをどこまで教えるか』について合評した。委員からあらまし次のような意見が出された。
- 子供に性をきちんと教えるということは、命を大切にするというだけではなくて、愛も教えるということに結びついていくのだということがすごくよくわかった。
- 性教育という難しいテーマを、各地の取り組み事例を検証しながら、日本の現状やあるべき姿を探り、視聴者にわかりやすく情報提供しながら問題提起ができていた。
- 愛情の部分でのお母さんの性教育と、理論的な部分での医者の性教育の両方があったのがよかった。
- 判例を大変上手にまとめているとは思ったが、若干はしょっているんじゃないかと思う部分が少し気になった。
- いろんな登場人物があり、賛否両論の対立で終わらないで、バランスよく組み立てていることが感じられた。
- 日本の伝統的な家族観に反するということでバッシングを受けて、まともな議論ができないような問題について、正面から挑もうとした姿勢は評価したい。
- 性教育に反対しているお母さん方も取り上げた方が、深みができたのではと思った。
- 番組の導入部分で、視聴者が先入観を持たずにこのテーマを理解してもらうよう、今なぜこの問題をテーマにするのかとか、この問題の背景や意義について説明するなどの工夫をしていただきたいと思った。
- お母さんたちが中心になったということが、とてもよく、温かい番組にしていた。