第457回(平成26年6月10日実施)
1.開催年月日
平成26年6月10日(火)
2.開催場所
中京テレビ本社 特別会議室
3.出 席 委 員
委員総数:10名 出席委員数:10名
【出席委員の氏名】
加藤 延夫 委員長
鈴木 誠 副委員長
川合 伸子 委員
佐合 広利 委員
安住 恭子 委員
佐野 充 委員
入江 恵 委員
岩渕貴美子 委員
加藤幸兵衛 委員(文書参加)
江崎 貴久 委員(文書参加)
4.議題
- 社側報告
- 人事について
- 番組合評
出所と再犯
誰が「更生」を担うのかー
<2014年5月28日(水) 27:15〜28:07>
5.議事の概要
- 6月17日付人事について報告を行った。
- 中京テレビ制作『出所と再犯 誰が「更生」を担うのか―』について合評した。委員からあらまし次のような意見が出された。
- 番組全体の構成が丁寧につくられていて、企画の意図は十分伝わったのではないか。
- 専門的な、ふだんは聞きなれない機関が出てくるので、もう少し説明などを入れるとよかったと思う。
- 再犯防止、社会復帰のためには、国による取り組みや家族や職場、地域などの理解や支援が必要であることはよく理解できた。
- 登場人物や例が少し多くて、次から次へと登場してくるので若干わかりにくかった。
- 刑期の中でどのように罪を悔い、今後の人生に対して生かしていくかという視点があるとよかった。
- 満期出所と仮出所の再入所率や問題点、保護観察の有無等を整理して取り上げていて、大変わかりやすかった。
- 仕事をしている方が立ち直れるという辺りをうまく取り上げていて、保護観察制度の概要や現実がよくまとめてあった。
- いままでは出所後のことを思ったこともなかったが、番組を見て初めて、住む所や働き先を考えてあげなくてはいけないんだというのが胸に刺さった。
- 刑罰の重さをどう考えるかも含めて、今後も取り上げていって欲しい。
- 多くの人の知らない社会の問題点を取り上げ、見た人に考えるきっかけとなる良い番組だった。