中京テレビ 番組審議会

第460回(平成26年10月14日実施)

1.開催年月日

平成26年10月14日(火)

2.開催場所

中京テレビ本社 特別会議室

3.出 席 委 員

委員総数:10名 出席委員数:10名

【出席委員の氏名】
加藤 延夫 委員長
鈴木 誠  副委員長
江崎 貴久 委員
佐合 広利 委員
安住 恭子 委員
佐野 充  委員
岩渕貴美子 委員

加藤幸兵衛 委員(文書参加)
川合 伸子 委員(文書参加)
入江 恵  委員(文書参加)

4.議題

  1. 社側報告
    • 10月期改編について
    • 平成26年日本民間放送連盟賞報告
  2. 番組合評
    ラモと家族
    自閉症のボクが自立するとき
    <2014年8月31日(日) 8:56頃〜9:31頃>

5.議事の概要

  1. 10月期改編について報告を行った。
  2. 平成26年日本民間放送連盟賞の報告を行った。
  3. 中京テレビ制作『ラモと家族 自閉症のボクが自立するとき』について合評した。委員からあらまし次のような意見が出された。
    • 音楽とか撮り方とかがすごくやわらかいという感じがした。
    • 「24時間テレビ」の中での番組ということもあり、いいお話過ぎたという感じがあった。これからもいろんなことが起こり、笑顔だけでは済まない気がするので、もう少し取材を重ねていってほしい。
    • この番組を見ただけだと、自閉症の症状=楽守君というようなとらえ方をしてしまうのではないかと思う。弟の詞音君はどうなのか、音楽を受けとめられているのかという事にもふれるとよかったと思う。
    • 楽守君のありのままの姿をありのままに描き、そして、両親が自立のために努力する姿も丁寧に描くことで、ドキュメンタリーとしていい番組になったと思う。
    • 垣内さん夫婦の息子の自立に向けた努力は、自閉症の子を持つ親だけでなく、すべての親を励ましていくという内容になっていた。
    • テーマ自身は重たく重要なことだが、重たくならず、日曜の朝の「24時間テレビ」のテーマに沿ってうまくまとめていたのではないかと思った。
    • 家族のあり方だけでなく、学校や職場あるいは地域の協力や、教育とか行政の役割についても追求していって欲しい。
    • それぞれの人に個性があるので、それぞれ個々に対応しなければならないという非常に難しい問題と思うが、一つのよき対応の典型例を示したという意味では、非常にさわやかな番組だった。

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