中京テレビ 番組審議会

第466回(平成27年5月12日実施)

1.開催年月日

平成27年5月12日(火)

2.開催場所

中京テレビ本社 特別会議室

3.出 席 委 員

委員総数:10名 出席委員数:10名

【出席委員の氏名】
加藤 延夫 委員長
鈴木 誠  副委員長
加藤幸兵衛 委員
川合 伸子 委員
江崎 貴久 委員
佐合 広利 委員
安住 恭子 委員
入江 恵  委員

佐野 充  委員(文書参加)
岩渕貴美子 委員(文書参加)

4.議題

  1. 社側報告
    • 番組種別放送時間の報告
  2. 番組合評
    NNNドキュメント’15
    「息子の就活 取材します!報道記者の父と自閉症児」
    <2015年3月15日(土) 25:20〜25:50>

5.議事の概要

  1. 番組種別放送時間の報告を行った。
  2. 中京テレビ制作『NNNドキュメント’15「息子の就活 取材します!報道記者の父と自閉症児」』について合評した。委員からあらまし次のような意見が出された。
    • いつも取材する側の人が自分自身を取材するという、その距離感がおもしろい番組。
    • 30分という短い番組の中で多くの情報があり見ごたえはあったが、障がい者の就活の現状や経済的な自立、障がい者の息子を通して親が成長する姿どれにも焦点が当たっていたので、もう少し感情的に理解したいと思う部分があった。
    • 自閉症という障がいを持つ方の日常や就活がわかりやすく紹介された中身の濃い番組だった。
    • 親子の関係であるとか、夫婦の関係というものが、福祉の問題の大きさとは別に、とても普遍的で、家族のあり方を問う庶民的な社会派の番組として共感を与えたと思う。
    • みずからの経験を通じた他者との向き合いや、家族のあり方を問う番組は、これからの報道の分野としてはとても大事だと感じた。
    • 短い番組だが、心を打たれるすばらしい番組だった。
    • 日本の男性の多くは仕事中心の生活で、子育ては妻任せの傾向があるので、田中さん自身の反省を含め、世の男性に重要な問題提起をしたと思う。
    • 障がい者の方の自立は、家庭だけでなく、学校とか企業、地域などがかかわっていかないといけないので、今後は教育現場や企業の取り組みなども取り上げていただきたい。
    • 自分の家庭の問題を、取材対象にしたことに大きな感銘を受けた。

▲このページの上部へ移動