第483回(平成29年2月14日実施)
1.開催年月日
平成29年2月14日(火)
2.開催場所
中京テレビ本社 役員会議室
3.出 席 委 員
委員総数:8名 出席委員数:7名
【出席委員の氏名】
佐合 広利 委員長
加藤 幸兵衛 副委員長
川合 伸子 委員
江崎 貴久 委員
安住 恭子 委員
竹中 千里 委員
谷 誠 委員
【欠席委員の氏名】
岩渕 貴美子 委員
4.議題
- 合評番組
NNNドキュメント’16
『手のひらの凶器 ~ながらスマホ その代償~』
<2016年12月25日(日) 25:30~26:00放送>
5.議事の概要
- NNNドキュメント’16『手のひらの凶器 ~ながらスマホ その代償~』
<2016年12月25日(日) 25:30~26:00放送>について合評した。
委員からあらまし次のような意見が出された。- 被害者の方々の素朴な疑問に寄り添う形で、法やその適用のあり方について疑問を投げかけるという意図は明確で、社会に対する問題提起はできていた。
- 厳罰化に対して、厳罰化しない方向の説明が少なかったということと、刑の厳罰化以外の示唆が余りなかったと思う。
- この問題に対して、周辺から対策が考えられないかという新しい情報が欲しかった。
- 手のひらという自分の体の一部をキーワードにすることで、これだけ重い話題をすごくわかりやすく、短時間で心に響くストーリーとしてでき上っていた。
- 客観的な立ち位置で、冷静にその事態を見きわめるということは必要だが、一緒に運動していくというパワーに少し欠けたのではないかという気がする。
- 制作者の主張とか意見を余り押し出すことなく、被害者ご家族の発言をそのまま使い、社会環境の変化はデータで示し、視聴者自身にスマホ利用中の運転の悪さかげんはどのように考えますかという問いかけをするようなつくりで、非常に考えさせられる、世の中に一石を投じるような番組だった。
- スマホ利用のモラルが欠落していることにも大きな問題があると思うので、使っているからいけないだけでなく、どう使うのかという意識に持っていくような方向性があってもよかったのではないかと思った。
- 今後もいろいろな角度でいろいろな視点から、この問題を掘り下げていただきたいと思った。