第486回(平成29年5月9日実施)
1.開催年月日
平成29年5月9日(火)
2.開催場所
中京テレビ本社 役員会議室
3.出 席 委 員
委員総数:9名 出席委員数:8名
【出席委員の氏名】
佐合 広利 委員長
川合 伸子 副委員長
江崎 貴久 委員
岩渕 貴美子 委員
竹中 千里 委員
谷 誠 委員
郡 健二郎 委員
加藤 亮太郎 委員
【欠席委員の氏名】
安住 恭子 委員
4.議題
- 社側報告
- 番組種別放送時間の報告
- 合評番組
『だいりょうますます~ばぁのかまどと海女ちゃんと~』
<2017年3月31日(金)25:54~27:06放送>
5.議事の概要
- 平成28年度下期の番組種別放送時間の報告を行った。
- 『だいりょうますます~ばぁのかまどと海女ちゃんと~』<2017年3月31日(金)25:54~27:06放送>について合評した。
委員からあらまし次のような意見が出された。- 石鏡の海女さんたちが、かまどを中心に生活し、家族以上の絆を持って海に潜っているという様子がひしひしと感じられた。
- 複雑な海女文化を、基本情報を説明することなく、映像で示し、ちょっとした言葉で表現していたのは、すごく味わいがあった。
- 鳥羽一郎さんのナレーション、新人海女2人とばぁ3人との会話がとても効果的だった。
- 祈りということが番組全体にちりばめられ、信心深い人たちがよく描かれていた。また、かまどという小さな共同体の仲間というものも非常によく描けていたと思う。
- 女性には、結婚か仕事かという二者択一を迫られるときがあり、この番組でも、仕方がないよとみんなが言ってくれるけれども、やはりもったいないとも言う。これが今の日本の社会の現実だなと、本当にいろいろ考えさせられた。
- 新人海女2人の抱えた葛藤とか複雑さをもう少し出してもらえたらと思った。
- 地域が抱える過疎と高齢化の現実を正面から突きつけられた感があり、非常に訴えるものはあった。
- 地域おこし協力隊で応募してきた見習いの海女さんが辞めて、鳥羽市の取り組みはどうなるのかとか、過疎化の動きに対して町の取り組みはどうなるのかというところがわかりにくかった。
- 過疎というところにもっと論点を持っていってほしいと思った。