第491回(平成29年11月14日実施)
1.開催年月日
平成29年11月14日(火)
2.開催場所
中京テレビ本社 役員会議室
3.出 席 委 員
委員総数:9名 出席委員数:7名
【出席委員の氏名】
川合 伸子 副委員長
江崎 貴久 委員
安住 恭子 委員
岩渕 貴美子 委員
竹中 千里 委員
谷 誠 委員
郡 健二郎 委員
【欠席委員の氏名】
佐合 広利 委員長(書面参加)
加藤 亮太郎 委員
4.議題
- 合評番組
報道ドキュメント
『ビンの中のお父さん ~被爆者調査“真の狙い”』
<2017年9月23日(土) 25時59分~26時59分放送>
5.議事の概要
- 2017年度上期の番組種別放送時間の報告を行った。
- 報道ドキュメント『ビンの中のお父さん ~被爆者調査“真の狙い”』<2017年9月23日(土) 25時59分~26時59分放送>について合評した。委員からあらまし次のような意見が出された。
- 原爆の問題を扱うと、時にかなり情緒的になり核のない世界を目指すのだと終わってしまう番組が多い中で、事実関係をきちんと追いかけてきた番組だった。
- 全く初めて聞くことばかりで、びっくりすることがたくさんあった。幸せな今の時代だからこそ考えなくてはいけないテーマの番組であったと思う。
- ABCCの調査と核兵器開発というあたりにも、もう少し踏み込んでほしいという感じがした。
- 被爆者の身体被害の調査と、プルトニウムの人体実験というのは種類が違うものに感じた。
- 放射線を浴びることの「被ばく」は平仮名あるいは曝露の「曝」を使い、原爆で放射線を浴びた人は原爆被ばくというような言い方をする。それが話の中でごちゃごちゃになっていて混乱した。
- 原爆の歴史を示し、その時点で人体への放射線の影響というのはどれぐらいわかっていたか、何をアメリカは知りたくてあそこで実験をやってデータをとったかという、もう少し突っ込んだ内容が知りたかった。
- 生命とか、科学とか、そして事実を伝えるというのは報道の方々の使命であり、そういうことを正しく伝えていたことに敬意を表す。
- ABCCに実際にかかわった方々が高齢化していく中で、当時何が行われていたかを調査して今回の番組を制作されたことには大きな意味があると思った。