中京テレビ 番組審議会

第498回(平成30年6月12日実施)

1.開催年月日

平成30年6月12日(火)

2.開催場所

中京テレビ本社 役員会議室

3.出 席 委 員

委員総数:9名 出席委員数:5名

【出席委員の氏名】
佐合 広利  委員長
川合 伸子  副委員長
安住 恭子  委員
竹中 千里  委員
谷 誠    委員

【欠席委員の氏名】
江崎 貴久  委員(書面参加)
岩渕 貴美子 委員(書面参加)
郡 健二郎  委員(書面参加)
加藤 亮太郎 委員(書面参加)

4.議題

  1. 社側報告
    • 視聴者センター、BPO報告
    • 放送の規制改革についての報告
  2. 合評番組
    NNNドキュメント’18 『マザーズ~“特定妊婦”オンナだけが悪いのか。』
    <2018年4月22日(日)24:55~25:50放送>

5.議事の概要

  1. 2018年5月の視聴者センター報告、BPO報告を行った。
  2. 放送の規制改革についての報告を行った。
  3. NNNドキュメント’18 『マザーズ~“特定妊婦”オンナだけが悪いのか。』<2018年4月22日(日)24:55~25:50放送>について合評した。
    委員からあらまし次のような意見や要望が出された。
    • 非常に重要な問題を扱い、なかなか特定妊婦という話題に触れることがないので、問題提起として、とてもいい番組だと思う。
    • サブタイトルは、女が悪い、あとだれが悪いと犯人捜しのように読める。今回は、NPOの方のすばらしい活動をもう少しクローズアップしたタイトルの方がよかったと思った。
    • 予期せぬ妊娠というのは女性側の問題もあるが、やはり周囲の問題が大きく、今回正面から切りつけたタイトルはよかったと思う。
    • 産みの親である母親が、本当の意味でいい選択ができたのかどうかすごく気になった。
    • 今年4月から「民間あっせん機関による養子縁組のあっせんに係る児童の保護等に関する法律」が施行され、こういう法律との関係も気をつけた方がよいと思う。
    • どうしても個人の力、自助をベースにした番組づくりになっているような気がする。共助というか公助のところも課題があるという部分が少し見えなかった。
    • かつて特定妊婦だった方が、Babyぽけっとの心理カウンセラーとして特定妊婦の方に寄り添い、支える役割を担い、その存在はとても大きいものがあると思った。
    • 相手の男性や法制度、両親からも孤立し、孤独を味わう理不尽さを強調する一方、相手の男性が登場せず、生の声が聞けなかったのは残念だった。また、女性たちが自立していく姿が十分に描き切れていないため、物足りなさを感じた。

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