中京テレビ 番組審議会

第501回(平成30年10月9日実施)

1.開催年月日

平成30年10月9日(火)

2.開催場所

中京テレビ本社 役員会議室

3.委員の出欠

委員総数:9名 出席委員数:6名

【出席委員の氏名】
佐合 広利  委員長
川合 伸子  副委員長
岩渕 貴美子 委員
竹中 千里  委員
谷 誠    委員
加藤 亮太郎 委員

【欠席委員の氏名】
江崎 貴久  委員(書面参加)
安住 恭子  委員
郡 健二郎  委員(書面参加)

4.議題

  1. 社側報告
    • 平成30年10月期改編について
    • 平成30年日本民間放送連盟賞 審査結果について
    • ABU賞 受賞について
    • 視聴者センター、BPO報告
    • その他
  2. 合評番組
    24時間テレビ ドキュメント「僕は僕らしく ~人生を変えた母の言葉~」
    <2018年8月26日(日)午前8:50~9:50頃 放送>

5.議事の概要

  1. 平成30年10月期改編について報告を行った。
  2. 平成30年日本民間放送連盟賞 審査結果について報告を行った。
  3. ABU賞 受賞について報告を行った。
  4. 2018年9月の視聴者センター報告、BPO報告を行った。
  5. 24時間テレビ ドキュメント「僕は僕らしく ~人生を変えた母の言葉~」<2018年8月26日(日)午前8:50~9:50頃放送>について合評した。委員からあらまし次のような意見や要望が出された。
    • 障がい者のことを扱った番組としては、明るくてポジティブな人生というのが前面に出ていて、恐らく障がいを抱えた人はすごく元気づけられたと思う。
    • 完全に成功者のストーリーだと思った。もう「すばらしい」という拍手以外何もない感じがした。
    • 町で障がいのある人を見かけたときに、どういうふうに関わるべきなのか躊躇して結果何もしないということが多々あるが、そういう人たちに対して、もっと気軽に手助けしてください、手軽に関わってくださいというメッセージがよく伝わった。
    • お母さんの「車いすに乗ったら」という言葉によって生き方が変わった主人公のその後の姿はよく描かれているが、その前の部分がもうちょっと描かれていた方が、その言葉の意味のインパクトが強くなったのではないか。
    • 主人公は障がい者であるのに、お笑い芸人をやったりホストで働いたり、イギリスに留学をしたりとか、健常者よりも活動しているなと尊敬してしまった。ただ、これは家庭環境が整っていたからで、応援してくれる家族があったからこそ、彼は進んでこられたんじゃないかなと思った。
    • 考えているだけじゃなくて踏み込んでいく、チャレンジしていくということで自分の人生を楽しむ、ということを主人公が言っていた。それは非常にメッセージ性のある言葉だと思った。
    • 障がい者の多くは、体だけでなく、心に病を持った人が多く、一つのきっかけで前向きな人生を送られる人は少ないように思う。その点をもっと突っ込んでほしかった。
    • 活動を通じて何を得て、どうその後の人生に活かしてきたかという突っ込みが少し足りず、深みが感じられなかった。
    • 「自分らしく生きる」こととは何か、問題提起をしてくれた番組であった。

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