中京テレビ 番組審議会

第509回(2019年6月11日実施)

1.開催年月日

2019年6月11日(火)

2.開催場所

中京テレビ本社 役員会議室

3.委員の出欠

委員総数:10名 出席委員数:8名

【出席委員の氏名】
佐合 広利  委員長
川合 伸子  副委員長
江崎 貴久  委員
竹中 千里  委員
谷 誠    委員
郡 健二郎  委員
加藤 亮太郎 委員
越川 健一郎 委員

【欠席委員の氏名】
岩渕 貴美子 委員(書面参加)
佐藤 久美  委員(書面参加)

4.放送事業者側出席者

小松 伸生 (代表取締役社長)
増田 正也 (取締役報道局長)
片岡 達彦 (制作局長)
白石 吉彦 (内部統制室長 兼 放送審議室長 兼 法務室長)
居阪 愼一 (編成局長)
村井 清隆 (編成部長)
市  健治 (制作部)
中岡 孝太 (制作部)

【事務局】
中保 謙  (放送審議室部長)
水野 敬乃 (放送審議室)

5.議題

  1. 社側報告
    • ギャラクシー賞 受賞の件
    • 視聴者センター、BPO報告
    • その他
  2. 合評番組
    PS純金
    「東海エリア あなたの近所にたぶん日本一!?」
    <2019年4月19日(金)19:00~19:56頃放送>

6.議事の概要

  1. ギャラクシー賞 受賞に関する報告を行った。
  2. 2019年5月の視聴者センター報告、BPO案件の近況報告等を行った。
  3. PS純金「東海エリア あなたの近所にたぶん日本一!?」<2019年4月19日(金)19:00~19:56頃放送>について合評した。委員からあらまし次のような意見や要望が出された。
    • どちらかというと人に焦点を当て、その人の個性を笑いの主材にしていた。見る人の心のちょっと悪質な部分に訴える笑いにもなってしまう部分があるけれども、単純に個性的な部分を取り上げて笑うのではなくて、そこに隠れている本来の個性の素晴らしさというのを伝えることができているんじゃないかなと思った。
    • 今回見て非常に楽しめたというのがまず第一印象。連続もので人気があるというのもうなずける。見ていて、こういうのはどこからネタを拾ってくるのか、最初のきっかけがとても興味がある。
    • たばこを店員が吸うのは、個人として吸うのはいいけれども、それを映像でアップにするというのはちょっと公共の場としてはよろしくないと素直に思った。
    • 高田純次さんやゲストの「治、嘘だろ」とか「どう見ても泥棒にしか見えない」などのように表現する言葉遣いが、下品で耳障りがよくない。
    • 日常の中におもしろさが眠っているというのを掘り起こすという意味ではすごくおもしろい番組だと思うので、今後もそういった形で継続してほしい。
    • 「びっくりや」の四兄弟はおもしろおかしく取り上げられることをもう承知していて、別に嫌だとも思っていないと思うので、それはそれでいいのかなと思う。しかし、初めて取材するような時には、こんなふうになるなんてと怒られることもあるかもしれないので、そこはちょっと気をつけた方がいいのかなと思った。
    • 初めてこのシリーズを見ると、何の話がスタートしたかわからない。「びっくりや」から入って、しばらくよくわからないなと思っているうちに寿司屋の方に転換されていき、最初のやりとりも含めてなかなかついていけないうちに数分間過ぎるという状況だった。初めて見てもわかるようなまとめ方をした方がいい。
    • 「びっくりや」の四兄弟をどうやって見つけ出したのか。このお店が初めて放送された日、こんなにおもしろい兄弟がいるんだと驚いた記憶がある。その後も何度か放送があり、どんどんと人気が出てくる様子を見て、テレビの影響ってすごいなと改めて感じた。
    • 地元の店や普通の人々をたぶん日本一と持ち上げる娯楽番組の影響力の大きさがよくわかる。テレビが個性のありそうな人のタレント性を見つけてアイドルにまですることができるという見本のような番組ではないかと思う。
    • 子供たちが一生懸命働く英治さんに「働き屋さんが好きだ」と握手を求める姿を見て、子供たちにとってとてもいい体験になったのではないかと思った。また逆に、四兄弟にとっても、子供たちや女性たちの笑顔や行動に、自己肯定を感じながら励みになっているのではないかと思う。

▲このページの上部へ移動