中京テレビ 番組審議会

第523回(2020年10月13日実施)

1.開催年月日

2020年10月13日(火)

2.開催場所

中京テレビ 本社 役員会議室

3.委員の出欠

委員総数:10名 出席委員数:7名

【出席委員の氏名】
佐合 広利  委員
川合 伸子  委員
竹中 千里  委員
郡 健二郎  委員
加藤 亮太郎 委員
佐藤 久美  委員
杉﨑 正美  委員

【欠席委員の氏名】
江﨑 貴久  委員
岩渕 貴美子 委員
高木 克之  委員

4.放送事業者側出席者

丸山 公夫 (代表取締役社長)
増田 正也 (常務取締役)
飯田 勝人 (コンプライアンス推進局長)
桑原 久夫 (編成局長)
安藤 元博 (制作局長)
高木 一郎 (報道局長)
村井 清隆 (編成部長)
横尾 亮太 (報道局)
森  葉月 (報道局)

【事務局】
中保 謙  (放送審議部長)
都築 亜矢子(放送審議部副部長)
吉田 茉実 (放送審議部)

5.議題

  1. 社側報告
    • 2020年日本民間放送連盟賞 審査結果について
    • 2020年度上半期視聴率 3冠王達成について
    • 2020年10月期 番組改編について
    • 視聴者センター、BPO報告
    • その他
  2. 合評番組
    「がらくた ~性虐待、信じてくれますか~」
    <2020年5月30日(土)26:59~28:01放送>

6.議事の概要

  1. 2020年日本民間放送連盟賞 審査結果について報告を行った。
  2. 2020年度上半期視聴率 3冠王達成について報告を行った。
  3. 2020年10月期 番組改編について報告を行った。
  4. 2020年9月の視聴者センター報告と、BPO案件の近況報告等を行った。
  5. 「がらくた ~性虐待、信じてくれますか~」<2020年5月30日(土)26:59~28:01放送>について合評した。
    委員からあらまし次のような意見や要望が出された。

    • こういう番組を一人でも多くの方に見てもらい、他人事と思わずに、多くの人を巻き込んで議論が進むことが大事かなと思う。法改正というのも必要だし、子供のころからの教育というか、そういうところも非常に大事だなと思った。
    • この番組を見ている限りでは、親が自己保身に走るばかりで、子供を本来守るべき存在である「親」という存在になり切れていないな、ということを強く思った。
    • 『がらくた』というタイトルは、ネガティブな意味で使われているかもしれないが、陶芸の世界ではがらくたというのは、学術的な価値があったりとかして、人によって価値の認め方はそれぞれだと思う。がらくたと言っても、なみさんの勇気や利他的な行動というのは非常に価値のあるものだと思うし、なみさんにはそういう素晴らしい価値を芯にして、これからも生きていってほしい。
    • 性虐待を番組で取り上げたことは画期的で、新奇性あるいは独創性において、非常に意義深いと思う。社会にも共感を呼んだことが今回の受賞につながったと思う。
    • なみさん以外の性虐待を受けた人への配慮をどのぐらい考えたのか。なみさんの両親は少なくとも虐待に関しては否定をしている。それにも関わらず報道を進めているところに若干疑問を持つ。
    • こんなことが本当にあったのか、こんなことが許せるのかと、彼女の父親、母親が許せないという怒りの気持ちが先走るとともに、被害をどう解決するのか、彼女が普通の生活に戻るためには何をしたらいいのか、解決の糸口はないか、そのことを一番に感じた。
    • 父親から性被害を受けたという女性の実態を一つ一つの事実や証言を丁寧に積み重ねながら制作したことは、高く評価をしたい。
    • 顔を出すことの必然性というのが本当にわからない。顔を出したことで、その後とか周りとかいろんな影響を考えたときに、やはり出すべきじゃなかったのかなと。出さなくても思いは伝えられたと思う。
    • なみさんは自分の顔を出し、また名前を出すことに納得したからこの映像になっているが、後で後悔することがもしかしたらあるのではないか。この家族はもう二度と和解することができなくなってしまうのではないかとも思った。
    • 上書きとしてなみさんが行っている行為が本当に痛々しくて、大変苦しかった。それにしても、よくここまで取材・報道を許してくれたな、なみさんとの信頼関係をよくここまで築いたな、とも思った。
    • 今後なみさんが精神的に不安定になるということもあり得るかと思うので、取材をして放送した経緯も踏まえて、これからもなみさんと寄り添うというか、ずっと関わっていってもらいたいなと思った。
    • 性的虐待が起きた家庭にはどのような問題があったのか、虐待をした父親は何が問題なのか、家庭内の性的虐待をなくすには結局何が必要なのか、我々は何をすべきか、その辺りを続編としてぜひ見たいと強く感じた。
    • この番組のショックは大きいと思うし、日常の中で大きなショックを受けることは好まない人々も多いと思うが、こんなことが起きている社会を私たちは知らなければいけないと思う。それが、どれほど人を苦しめているのか、この苦しみを癒していく方法と起こさない取り組みを今後も深堀りしてもらいたい。

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