第524回(2020年11月10日実施)
1.開催年月日
2020年11月10日(火)
(※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会議は休止とし、「書面開催」とした)
2.開催場所
(※上記の理由で「書面開催」としたため会議は休止)
3.委員の出欠
委員総数:10名
(※全員が書面参加)
【出席委員の氏名】
佐合 広利 委員
川合 伸子 委員
江﨑 貴久 委員
岩渕 貴美子 委員
竹中 千里 委員
郡 健二郎 委員
加藤 亮太郎 委員
佐藤 久美 委員
高木 克之 委員
杉﨑 正美 委員
4.放送事業者側出席者
丸山 公夫 (代表取締役社長)
増田 正也 (常務取締役)
飯田 勝人 (コンプライアンス推進局長)
桑原 久夫 (編成局長)
安藤 元博 (制作局長)
高木 一郎 (報道局長)
村井 清隆 (編成部長)
山﨑 友大 (制作部)
鈴木 龍太郎(報道局)
【事務局】
中保 謙 (放送審議部長)
都築 亜矢子(放送審議部副部長)
吉田 茉実 (放送審議部)
5.議題
- 社側報告
- 民放連盟賞 グランプリ結果報告
- 番組種別放送時間の報告
- 視聴者センター、BPO報告
- 合評番組
24時間テレビ43 Part4「動く」
<2020年8月23日(日)8:43~9:43放送>
6.議事の概要
- 日本民間放送連盟賞 グランプリ、準グランプリ受賞の報告を書面にて行った。
- 番組種別放送時間の報告を書面にて行った。
- 2020年10月の視聴者センター報告と、BPO案件の近況報告を書面にて行った。
- 24時間テレビ43 Part4「動く」<2020年8月23日(日)8:43~9:43放送>について書面にて講評を受けた。委員からあらまし次のような意見や要望が出された。
- オンライン募金、リモート取材、私有地での募金マラソン企画など、新型コロナ対策と安全に配慮した形で「新しい24時間テレビ」に挑戦したことは評価をしたい。
- 郡上おどりを生きがいにしている人々がこんなに沢山いることを改めて知った。郡上おどりをウェブで行うことにより、来年に繋いだ意味は大きかったと思うし、それを報道したことを嬉しく思った。
- 郡上おどりは、歴史があるから大切なのではなく、400年も続けてくるほど大切の意味が想像もつかない何かがあるように思った。その深いところを少し映像か言葉にして伝えてほしかった。
- 『未来』『元気』『感謝』のキーワードが良かった。伝統の火を絶やすことなく未来につなげ、元気に自分らしさを発信し、一人ではないことに感謝する姿が放送されていたと思う。
- 寺田ユースケさんの内容を見て障害者が興味をもつのは、「つくばロボケアセンター」が誰でも利用できる施設なのかどうかということ。一言でもその点を紹介してくれればよかったと思う。
- 新型ウイルス感染症への対策が取材現場では十分ではなかったと感じた。スタジオや郡上おどりでは最大限の配慮をしていることは伝わったが、他の画面では、ディレクターやカメラマンなどスタッフの前でマスクをしない人がいたのが気になった。
- このコロナ禍で24時間テレビの実施の有無も含めて検討を重ねた末、放送となった事は大変意義のある事だと思う。テレビ番組は、まさに「元気」「感謝」「未来」といった希望をもたらす存在であるべき。
- 赤ちゃんを抱いて立ち上がることができるようになった寺田ユースケ君と奥さんの真弓さんの嬉しそうな表情がとても良かった。今後も彼の家族を追って欲しい。
- コロナだから難しい、コロナだから止めてしまう、という考え方ではなく、コロナ禍でも出来る方法を考え43回目の24時間テレビを実施し、未来につなげる「動く」というテーマを選んだ心意気は、まさに「OVERCOMEコロナ」の精神、多くの視聴者を元気にしたと思う。
- コロナ禍の中でいろいろ工夫して実施にこぎ着けたことについては理解するが、やはりマンネリ化は否めないと思う。ウィズコロナの時代に合った抜本的な見直しが必要かと思う。