第526回(2021年1月12日実施)
1.開催年月日
2021年1月12日(火)
2.開催場所
中京テレビ 本社 役員会議室
3.委員の出欠
委員総数:10名 出席委員数:8名
(※内、リモート参加 3名)
【出席委員の氏名】
佐合 広利 委員
川合 伸子 委員
竹中 千里 委員(※リモート参加)
郡 健二郎 委員(※リモート参加)
加藤 亮太郎 委員
佐藤 久美 委員(※リモート参加)
高木 克之 委員
杉﨑 正美 委員
【欠席委員の氏名】
江﨑 貴久 委員(※文書提出)
岩渕 貴美子 委員(※文書提出)
4.議題
- 社側報告
- 年間視聴率報告
- 視聴者センター、BPO報告
- 合評番組
「冒険!ヤバイヤー」
<2020年9月12日(土)13:30~14:55放送>
5.議事の概要
- 2020年の年間視聴率報告を行った。
- 2020年12月の視聴者センター報告と、BPO案件の近況報告を行った。
- 「冒険!ヤバイヤー」<2020年9月12日(土)13:30~14:55放送>について合評した。委員からあらまし次のような意見や要望が出された。
- 外国の植物の持ち込みのこととか許可なしでやったら犯罪で、大変な罰則があるんだということも同時に紹介しないと、安易にこういうことをおもしろそうだと思う人がいたら本当にヤバいなと思った。
- お金の話になり過ぎていた。バイヤーだからそういうことになるのだろうが、放送としてはいかがなものか。こんなに一攫千金できるのであれば、そーっと乱獲してやろうかとか、そういうような感じのことに手を貸す番組になってはいけないなと思った。
- 動物、植物、魚のバイヤーたちが登場したが、私たちが日ごろあまり疑問にも思わないでいたことの裏側にこういったプロフェッショナルな人たちがいるんだなということがよくわかった。
- 浅くサーフィンのようにざーっと4人が出てきたなという感じ。それぞれのバイヤーの人たちは、人生をかけているというぐらい一生懸命やっているので、それぞれの人たちをもうちょっとクローズアップして、別番組でまたやるといいかなと思った。
- 番組全体を通して動物、植物、食べ物、魚というすべてのバイヤーの人に共通しているのは、対象に対する強烈な好奇心と、あと愛情。そういったものが共通しているなと理解した。逆に、そういったところで差がつけられないと生き残れない、大変な仕事なんだなとも感じることができた。
- 4番目のねこさんこと門川さんの話は、バイヤーとしての哲学と技術が語られて、大変見応えがあった。みずからの努力と生きざまとで料理人を育てるという姿勢、お金は要らん、人とのつながりがすべてと語るその姿から、働くことの意味を考えさせられた。
- 門川さんが自分の仕入れた魚がどんな状態か見に行くという視点でお店に食べに行くシーンがあったが、お店の方がそれに対してどう努力をしているかという点も見せてもらえると、「よかったね」とこちらも思えるかなと思った。
- 全体としては、バイヤーという仕事の魅力というものがよく出ていたと思う。売れる商品を見つけて買い付けていくことが中心ではあるが、やはり一つの生きざまとして、そういった売れ筋のものを作りながら、それで自分の存在を認めてもらうというか、そういう要素が生きていく上では大事なので、そういうものを語ってもらうような場がもっとあった方がいいかなと思った。
- ニーズがあればどこからでも、状況環境関係なく、仕入れたいと思えば流通に乗せるという話だけではなく、様々な関りを改善していくプロのバイヤーの姿勢まで見せていた点でいい番組だったと思った。
- 今回紹介された人たちは、バイヤーという職業の為に働いているだけではなく、自らの好奇心と深い情熱で私たち消費者に世界中のあらゆる素晴らしいモノを教えてくれていると思った。