
2017.1/9~1/13OA 愛知県豊橋市③
手筒花火
酒井数美さん(豊橋祇園祭奉賛会 副会長)
祖父、父、三代に渡って手筒花火を揚げています。自分が小さいころは、母親が私に。「今年一年無事で過ごせますように」との願いから、父親の揚げる手筒花火の火の粉をさっと浴びさせたと聞いています。今でも手筒の火の粉を浴びると、何か守られているような気がします。
幼いころから、ずっと身近にあり、自分の一部のように感じてきた手筒花火。手筒の花火を揚げている時だけでなく、常に私の心の中には、手筒の炎が燃えている気がします。