長谷川 道明さん（豊橋市自然史博物館　学芸専門員）

博物館では、昆虫を担当しています。物心ついたころから昆虫が大好きでした。昆虫を採りにフィールドに出ると、自然の美しさなどいろんな発見・楽しさがあります。私にとって昆虫を採りにフィールドに出ることは、昆虫を通して「自然と対話する」こと。その大好きな昆虫、生物が年々減少し、絶滅しつつある種も多いことをとても危惧しています。さらに「虫嫌い」、「科学離れ」が増えていると聞きます。昆虫、生物を守るためには、それらについて多くの人に「知ってもらうこと」、「親しんでもらうこと」が大切だと考えています。博物館の学芸員として、昆虫の多様性とか自然の素晴らしさについてアピールしていきたいと思っています。