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子ども襲った離れ猿を“モンキードッグ”が追う 三重・名張市

報道局・三重支局
三重特集 2018/4/17 14:00

 三重県名張市の住宅団地にやってくる猿。

 去年の秋から目撃が増えている、群れを離れた1匹の“離れ猿”で、住民に被害を与える危険があり、自治会は注意を呼び掛けていました。

周辺住民:
「威嚇します。棚の上に乗ってドアをドンってたたいたのでめっちゃくちゃ怖かった。」
「猿が私のところに寄ってきて怖いから後ろを向きました。そうしたら後ろから(抱きつかれた)」

自治会環境対策担当 山本隆さん:
「去年はこんなことなかったが、去年の暮れぐらいから離れ猿が活動しだして、行動が激しくなってきた」

 今月に入って、毎日のように姿を現すようになったという“離れ猿”。

 これまでも店先の食べ物を奪ったり、買い物帰りの住民を襲って転ばせるという被害も。特に女性やお年寄りが狙われるケースが多くあったといいます。

 そして、子どもに悲劇が。

兼松祐輔 記者:
「中学3年生の女子生徒が、校門に差し掛かったところ、サルが飛び出してきて、生徒のふくらはぎをひっかいたということです」

 女子生徒を襲ったのは、若いオスの“離れ猿”。

 専門家によると、この離れ猿は、人に慣れている可能性が高く、そのため近づいた人をひっかいてしまうなど、けがを負わせてしまうことがあるといいます。

周辺住民:
「小学生の子どももいるので、早く捕獲してほしい」

 子どもが被害にあったことを受け、13日、住民たちは、離れ猿への警戒を強化。

ボランティアで猿の追い払いを行う 古川高志さん:
「毎日のように起こっている。みんなやられているわけです」

 住民たちが立ち上がり行われたのは、離れ猿のパトロール。

 そこに登場した6匹の犬。実は、半年ほどの訓練を受けた“モンキードッグ”。

モンキードッグ倶楽部 辻敏也 代表:
「獣害対策の一環で訓練された犬。猿やイノシシや鹿を犬によって追い払おうという訓練で育てられた犬です」

 猿に恐怖感を与えるため、飼い主の指示で追いかけ山まで追い払うのです。

 “被害にあう人を少しでも減らしたい”と見回りながら情報収集や注意喚起も行います。

住民:
「(警戒)大変ご苦労様、ありがとう」

モンキードッグ倶楽部 辻敏也 代表:
「ここにも(離れ猿)来ますか?」

住民:
「後ろからポンと(抱きつかれた)」

 そんな中、猿を捕獲するため、市が新たに設置した檻。

 離れ猿の通り道に設置された檻に、捕まっていたのは、離れ猿」ではなく、ハクビシンでした。

住民:
「山の奥へもっていって(市が)逃がすらしい」

 市は離れ猿がよく通る場所、2か所に檻を設置していますが、捕獲には至っていません。

 約2時間行われた今回のパトロール。離れ猿と遭遇することはありませんでした。

モンキードッグ倶楽部 辻敏也 代表:
「かなり人間慣れしている猿なので、捕まえるのは難しいかなと」

 一筋縄では捕獲できない神出鬼没な“離れ猿”。

ボランティアで猿の追い払いを行う 古川高志さん:
「とにかく人身事故が起きたらえらいことになりますので、それを何とか(防ぎたい)と思って、シャカリキに頑張っております」

 住宅団地を騒がす1匹の“離れ猿”。住民の不安は続きます。

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