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なぜ?公園の広場が穴だらけ…意外な“犯人”は 豊田市

報道局
愛知特集 2018/5/1 19:26

 ゴールデンウィーク、多くの人で賑わう、愛知・豊田市「愛知県昭和の森」。隣接する愛知県緑化センターは、広大な敷地の中にさまざまなテーマの庭園があり、人々の憩いの場として親しまれています。

 しかし今、42年前(1976年)のオープン以来の、異例の事態に。

坂井良弥 記者:
「自然の中で楽しめると家族連れに人気の施設なんですが、見てください。本来芝生のある場所が広い範囲にわたって掘り起こされてしまっています」

 大きくめくれ上がった芝生。来園者からも戸惑いの声が。

来園者:
「昔はこんなことなかった。きれいに芝生が生えて、みんなここで遊んでたね」
「一面芝生だったような気がしますけれど、あのへんは掘り起こしてきれいにしているんでしょうか?」
「あれっ、半分なくなってる。これ何がどうなっているかが分からなくて、なんか直しているんですか」

 整備のために芝生を掘り起こしているわけではありません。実はこうなってしまった理由は「イノシシ」。

愛知県緑化センター 藤浪修也 副所長:
「ミミズとかほかの幼虫なんかを求めて掘り起こしている状況です」

 イノシシはミミズのほかタケノコやドングリ、イモ類など基本的に土の中にあるものを好んで食べます。広大な園内は、イノシシにとってエサの宝庫となっているのです。

坂井良弥 記者:
「あっ、あちら、ここから見る限り全面ぼこぼこになってしまっています」

 園内の別の広場はゆうに半分以上の芝生がなくっていました。

 イノシシに地面を掘り起こされる被害は各地で起きています。過去、豊田市では路肩部分が掘り起こされアスファルトの道路が1キロに渡り崩れたことも。

 さらにお墓でも。地面を掘り起こされ墓石が倒れていました。

 緑化センターでは9年前からイノシシ被害が出始め、今では手の付けられない状態になってしまったといいます。

愛知県緑化センター 藤浪修也 副所長:
「以前はまだ小規模だったものですからなんとか職員で修復していたんですけど、もう除々に範囲が広がっていって」

 修復が追い付かず立ち入り禁止にするしか手立てがない状況。

 

 これは芝生を掘り起こすイノシシをとらえた映像。しかし、1頭や2頭ではないというのです。

愛知県緑化センター 藤浪修也 副所長:
「イノシシが営業時間外に移動している目撃情報はありますね。10頭くらいはいたという」

 イノシシの数が多くたったひと晩で芝生の被害が拡大するといいます。

 愛知県緑化センターでは、毎年ゴールデンウィークに植木の即売会や手作り体験などが楽しめるみどりフェスティバルを開催しています。


 1日で2000人以上が集まる人気のイベントで、今年は5月3日から3日間の開催です。とはいえ、会場は穴ぼこだらけの状況。予定通り開催できるのでしょうか?

愛知県緑化センター 藤浪修也 副所長:
「10ほどテントを設置する予定にしていますので、踏み固めて設置しないと、どうしても足元とられるので。楽しみにしていらっしゃる方も大勢いますので、なんとか修復してフェスティバルを成功させたいなと思っています」

 1日と2日で広場の整地を行いフェスティバルの準備を進めるということです。

 緑化センターは今年度から本格的なイノシシ対策に乗り出しています。


 捕獲用のオリを5基設置し、侵入防止柵も設けることでイノシシが入り込まないよう根本的な解決を目指すということです。

 

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