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海外から患者受け入れる“医療観光” 最前線 名古屋・中川区

報道局・経済班
愛知特集 2018/5/4 15:00

 先月、中部国際空港。インドネシアから両親とともにやってきたこの男性の目的は?

インドネシア人男性:
「胃が痛むので経験豊富な日本の医師に診てもらうために来た」

 医療目的で日本へやってくる「医療観光」。

 胃の痛みについてインドネシアやシンガポールの病院で診てもらいましたが、原因がわからなかったため来日したのです。

 インドネシア人患者を初めて受け入れたのが、名古屋共立病院。

 コーディネーターや日本の看護師資格を取得した外国人スタッフも採用。専用の診察室も整備し、外国人が安心して受診できる環境を整えました。

名古屋共立病院 栗本拓也 副院長:
「いただいたご自身の情報を見ると、食べると(胃が)おかしくなる? 」

 通訳をするのは、同じくインドネシア人の准看護師です。

インドネシア人患者:
「辛い食べ物、酸っぱい食べ物、アルコールを飲むと胃が痛む」

 問診の結果、血液や内視鏡の検査などを受けることになりました。

 この病院が「医療観光」に力を入れるわけ。それは、人口減少による医療マーケットの縮小です。人口減少で患者が減り10年後には、医師が余ってしまうと指摘する声も。

 そこで、中国人患者に加えて目をつけたのが、人口が多く経済発展が目覚ましいインドネシア人の「医療観光」でした。

医療法人偕行会企画部 川原岳志 部長:
「インドネシアで最初は治療・検査を行うが、自国の医療を信用できないということで、シンガポールやマレーシアに行く人が多い。日本で医療が受けられることをインドネシア人もわかってもらえれば」

 検査の結果、原因は、「ストレス性の胃炎」。薬が処方され、経過を観察することになりました。

インドネシア人患者:
「原因をつきとめてくれて感謝しています」

 この病院の医療観光、まだ外国人の患者数は少なく、事業としては赤字なのが現状。どう受け入れ患者を増やしていくかが大きな課題です。

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