「5重跳び」小学生が通う縄跳び教室 “元シルク・ドゥ・ソレイユ”先生の教え 名古屋
名古屋市内の縄跳び教室で練習していた、縄跳びの達人・小学6年の日比創君。なんと、5重跳びを跳ぶことができます。
着地までわずか1秒間。ぜひ映像でご確認ください。
創君、実は縄跳び歴わずか1年半にも関わらず、全国大会で優勝したこともある実力者。
創君:
「初めての技ができたときとか、先生に教えてもらっているとき楽しい」
先生は元“世界的なパフォーマー”
この教室には、園児から中学生まで約30人が通っていますが、実はいまキャンセル待ちの大人気。
生徒:
「楽しい。いろいろ縄跳びができるから、しかも先生に褒めてもらえるし」
保護者:
「子供のやる気を出してくれるような言葉ばっかりかけてくれます」
子どもからも親からも信頼を得ている、粕尾将一さん。通称“まっちゃん先生”。教室の運営も担っています。
「いい感じ、その調子」「すごいよかった」「そうそうそう」
まっちゃん先生、とにかく笑顔で、とにかく褒めるのが特徴です。
2年前にこの教室を開いたまっちゃん先生。実は、元「シルク・ドゥ・ソレイユ」のパフォーマーで、縄跳びのアジア大会などでは優勝経験もある達人。教室を開いたワケを聞いてみると。
まっちゃん先生:
「(自分は)体育が嫌いな子どもだった。縄跳びだけが他の子よりもできて、自信を持つことができた。縄跳びの楽しさや魅力を伝えて自信をもってほしい」
“教えあうこと”で成長促す
そんなまっちゃん先生だからこその、苦手な子にも縄跳びを楽しんでもらう工夫、それは“子ども同士で教えあう”こと。
まっちゃん先生:
「お互いコミュニケーションをして教え合うという経験から最終的には自分たちで教えられるようになってほしい」
お互いに教え合う事で、技術の上達だけでなく縄跳びの新たな魅力の発見につながるのでは、と考えているようです。
先週、県内外から大勢の縄跳び好きの子供たちが集まり、年に1度の「縄跳び合宿」が行われました。お互いに刺激し合い成長する大事な時間です。
茨城県からの参加者:
「(周りに)自分よりできる人がいっぱいいて、もっと練習したいなって思った」
まっちゃん先生:
「今後名古屋を縄跳びの街ってというふうに(していきたい)。皆さんにとって、縄跳びが身近なものになったらいいと思います」
