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“日本の学校給食”に世界から熱視線 “キューショクタイム”が肥満解決に有効

報道局
愛知三重岐阜特集 2018/6/15 13:00

 

 最近、“日本の給食”が意外にも、海外から注目されているそうです。給食のどこに注目しているのでしょうか?

 今月14日、愛知県蒲郡市にある大塚中学校。カンボジアやガーナなど途上国8か国から視察団がやってきました。その目的は給食。

 彼らは生徒たちと一緒に、実際に給食を楽しみました。

「とてもおいしい」(カンボジアから来た人)

「野菜も豊富で栄養バランスがとてもいい。楽しいです」(フィジーから来た人)

 なぜ途上国の人たちが日本の給食を食べに来たのでしょうか。

 視察に訪れたのは、それぞれの国で学校保健政策を担う担当者たち。途上国で課題となっている、子どもたちの栄養面の確保について学校がどうサポートできるのか、そのヒントを給食に求めているのです。

 

 

 多くの学校で給食のシステムが導入されていない途上国。日本の給食は大いに参考になるといいます。

 フィジーの学校の中では日本では考えらないものも売られているそうです。

 

途上国で課題となっている、子どもたちの栄養面

 「フィジーでは栄養のバランスについてあまり重要視されていません。健康に悪いお菓子を学校で売っているんです」(フィジーから来た人)

 マレーシアの学校では、子どもたちは自分の食べたいものを自由に買いますが、ほとんどがカロリーの高い揚げ物ばかり。

「フライドチキンが大好き。おいしくてお肉がたくさん食べられるから」(マレーシアの子ども)

 マレーシアでは学校の食堂のみならず、食べたいものを食べたいだけ買い食いするのが当たり前といいます。

 東南アジアの国々の中でも、マレーシアではとりわけ子どもの肥満が大きな問題となっているのです。

「マレーシアの子どもの栄養状態は悪いです。28パーセントが太りすぎの状態で非常に深刻です」(マレーシア栄養学会会長 ティー・イー・ションさん)

“キューショクタイム”で肥満解消

 肥満解消のため、マレーシアではすでに“日本式の給食”を導入した学校もあります。

 この日は、鶏肉と野菜のスープに野菜の卵炒めといった“野菜が中心”のメニューです。

 

 

 教室にはキューショクタイムの文字が。

 

 

「(日本語で)イタダキマス」(マレーシアの子どもたち)

 導入当初、子どもたちはなかなか野菜を食べたがらなかったといいますが、今では野菜も次々と口にします。

「大きな変化があったんだ。今まであまり野菜を食べなかったけど、給食によって野菜が食べられるようになったんだ」(マレーシアの子ども)

“日本の給食”は素晴らしい

 日本をはじめ世界の学校給食の研究をしている専門家は日本の給食についてこう指摘します。

 

 

「日本の学校給食は生産者が分かっている。生産者や使っている農薬も分かる。いつでも問題が起こったら生産者に(問題を)バックできる。そういうところは日本の学校給食は世界では例を見ない素晴らしいレベルに来ています」(十文字学園女子大学大学院 国際栄養学研究室 山本茂教授)

 海外から注目される“日本の給食”、さらに取り入れる国が増えるかもしれません。

 

海外から注目“日本の給食” 途上国の子どもたちに“キューショクタイム”を

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