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“クルマのまち”が抱える悩み 仕事と子育ての両立に向け女性を呼び込む起業セミナー

報道局
愛知三重岐阜特集 2018/7/4 8:00

 

 自動車産業がさかんな“クルマのまち”として知られる、愛知県豊田市。“クルマのまち”が抱える悩みとは。

 豊田市に住む、小野聡美さん(35)。4歳と7歳の2人の子どもを育てる母親です。

 

 

 小野さんは、1年ほど前からカフェを始めました。野菜たっぷり、色鮮やかな週替わりのランチプレートが人気です。しかし、店のスタッフは小野さんただ一人。ランチは、大忙しです。

 小野さんがこの場所で店を開いたのは、意外な理由がありました。

 

“クルマのまち”女性の働く場が少ない現実

 “クルマのまち”と呼ばれ、自動車産業が盛んな、豊田市。製造業には体力が必要な上、夜勤もあり、昼夜逆転の勤務になってしまうこともある為、どうしても男性の労働者が中心となってしまう現状があるといいます。

 その為、豊田市に住む男女の人数を比較すると、20~30代の男性の数が圧倒的に多く、女性は少なくなっています。

 

全員女性の“起業”セミナー

 6月下旬、豊田市内であるセミナーが開かれました。集まったのは講師も含め、全員女性です。

 

 

 このセミナーは豊田市内の女性を対象にした“起業”のセミナー。主催したのは豊田市です。

 豊田市が長期的に、講座やイベントを開催し、女性を支援をしていこうというものです。

「製造業がすごく多い土地柄で、女性が働く職場っていうのがそれほど多くない」(とよた男女共同参画センター 清水昭子 所長)

 

 

 豊田市では、もっと女性を呼び込もうと、新たな働き方の一つとして、“起業”に目を付けました。このセミナーの人気は高く、これまでに延べ400人以上が参加しているといいます。

「子どもとの時間をすごく大事にしたい、自分のペースで働いていけるってすごく魅力的」(30代の参加者)
「仕事を辞めて終わるのではなく、もっと楽しく自分がわくわくするために(働きたい)」(20代の参加者)

 家事も子育ても仕事も、全て全力でやりたい。そんな女性のニーズと、豊田市の思惑が合致したのです。

 

仕事と子育ての両立を

 市内でカフェを運営する小野聡美さんも、起業セミナーから巣立った1人。

「(人に)食べることの大切さとか食文化を伝えたい」(小野さん)

 もともと料理教室を開いていましたが、自分の思いをカタチにしたいと起業の道へ。自家製のパンを使い、野菜は、毎週月曜日、農家に仕入れに行くなど食材にはこだわります。

 子育てと両立するため、営業は週3日のランチのみ。自分のペースでカフェを起業し、1年が経ちました。

「仕事をすることでお金がもらえる、起業をすることで自分の思いが満たされる、幸せな感覚になる。自分が幸せだと人にも家族にも愛が深まるなって起業してから気づいた」(小野さん)

 

“クルマのまち”が抱える悩み 仕事と子育ての両立に向け女性を呼び込む起業セミナー 愛知・豊田市

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