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知らないうちに写真が拡散“自画撮り”被害急増 同世代の視点で危険性を訴える 名古屋

報道局
愛知特集 2018/7/20 18:49

 17日、名古屋市昭和区役所の講堂で、東海学園高校演劇部が行った劇。実はこれ、いま若い世代に蔓延する“自画撮り”被害をテーマにしたもの。演じるのは被害者と同じ若い世代です。

 “自画撮り”被害のLINEの一例。17歳の少女がインターネット上で知り合った人物とやり取りを始めます。

【LINEのやりとり】
相手(ゆうき):「初めまして!よろしくですー」
少女:「どこに住んでいるの?」
相手(ゆうき):「岐阜」
少女:「岐阜なの?w うち、名古屋!」
相手(ゆうき):「今何歳?」
少女:「今年17、高2だよ」

 「ゆうき」という名前に柔らかい言葉遣い。少女は「ゆうき」を女性だと思い込み、簡単に個人情報を教えてしまいました。それから数日…。

【LINEのやりとり】
少女:「ねえ、聞いてー。昨日海行ってきたー」
相手(ゆうき):「いいなー。水着見せてよ」

 かわいい水着をほめてほしい気持ちから水着姿の写真を送ってしまった少女。

【LINEのやりとり】
相手(ゆうき):「どのくらい日焼けしたか見せてよ」

 日焼けを見せるために、水着をずらしたきわどい写真も送ってしまいました。しかし、このLINEの相手、実は、男性だったのです。少女の写真は、のちにインターネット上に載せられてしまいました。

 こうした被害は今、全国的に増え続けています。2012年には207人だった”自画撮り”被害も5年間で倍以上の515人に(警察庁調べ)。

「スマートフォンの普及に伴って、自分で撮った裸を送る “自画撮り”被害が全国的に増えている」(愛知県警少年課 内藤慎二 補佐)

 愛知県警が、去年把握した”自画撮り”被害の内訳をみるとSNSで知り合い、実際にあったことが無い人に画像を送ってしまった子供は22人中18人と大半を占めます。

 何気ない気持ちで送った写真ですが、一度インターネット上に拡散すると、ずっと残ってしまう危険性が。

 “自画撮り”画像を送ってしまう若者の心境を同世代の視点で考え、劇にすることで危険性を訴えるのがこの演劇の狙い。愛知県警と協力し、舞台を作り上げます。

 さらに、”自画撮り”被害の落とし穴は、信頼する交際相手との間にも。街の女子高校生に聞いてみると。

Q.付き合ってお互い写真を撮らせ合うとかは?
「友達がツイッターとかで拡散されてた」(女子高校生)
Q.別れると言われたら?
「断れなさそう、あげちゃいそうだね」(女子高校生)
Q.知らない人には?
「あげない、無理無理」(女子高校生)

 信頼している相手と1対1の関係だと思って送った画像が拡散してしまう被害が増えているというのです。

 なぜ画像を送ってしまうのか、演じる高校生からは本音も。

女子高校生:「水着姿見たいって言われたら?」
女子高校生:「水着はギリセーフじゃない?」
女子高校生:「水着も無理ー!!」
女子高校生:「めちゃ頑張って付き合ってもらった相手だったら(送るかも)」

 そして、同世代の感覚を盛り込んで出来た台本が完成。

【演劇】
彼女:「やっと告白OKしてくれたね」
彼氏:「3回も告白されたらOKする以外ないでしょ」

 なんとか振り向かせた彼氏。しかし、会えない時間が続くと、彼からこんな要求が。

【LINEのやりとり】
彼氏:「こんなこと言うのは変だってわかってるけど、顔だけじゃ寂しいから全身の写真がほしい」
彼女:「全身!?」
彼氏:「それも…裸の」
彼女:「悪いけど無理なんだけど」
彼氏:「そっか、さようなら」
彼女:「待ってよ、わかった、送るよ」
友達:「まさかと思うけど、これ、あんたじゃないよね?」
彼女:「これ…まさか!なんで私の裸の写真ネットにさらされてるの?」
彼氏:「俺は何にもしてないよ」

 同世代に訴えかける身近な性犯罪の被害。劇を見た高校生は。

「怖かったです、自分もSNSを使っているので被害に遭いたくないと思った」
「絶対断ろうと思いました」
「あんまり信用し過ぎないようにしないとなと思った」(劇を見た高校生)

 劇を演じ終わった演劇部の生徒は。

「伝わってくれるといいと思う」
「やっちゃいけないと伝えることが目的なので、伝わってくれればいいと思う」(演劇部の生徒)

“自画撮り被害”を防ぐために

 スマホが普及して自分で自分の写真を撮るのはよくあることですが、それが“自画撮り被害”に繋がらないようにするにはどうしたらいいのか、専門家の全国webカウンセリング協議会の安川雅史理事長に聞いてみると、「他人に見られて困るものは撮影しない」。そして、「面識のない相手には、顔や個人情報がわかる画像も安易に送らない」

 さらに、安川さんによると、今は、画像が売買できるアプリもあり、過激なものほど高値が付くそうで、これから夏休みで、遊ぶお金欲しさに自画撮りを売ると、思わぬところまで影響が及ぶおそれがあるそうです。中には、個人が特定されて、売った画像が原因で脅され、性的な関係を強要されるという事例もあったそうです。

 ネットに一度流出すれば完全に削除することは不可能です。こういったニュースを親子で話し合ってほしいと思います。

 

知らないうちに写真が拡散“自画撮り”被害急増 同世代の視点で危険性を訴える 名古屋

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