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自分たちの住む街にあった空襲 女子高校生たちが考える“戦争”とは 愛知・豊川市

報道局
愛知特集 2018/7/30 19:40

 

 今年6月、愛知県豊川市の豊川海軍工廠平和公園を訪れていたのは、豊橋市の高校に通う生徒たち。ここで高校生たちが知ったのは自分たちの地域にあった空襲です。

「爆風圧死、頭部爆失、全身爆失。(全身爆失は)全身なくなっちゃう。(頭部爆失は)頭だけ」(ガイド)

 

 

 73年前に、この場所で自分たちと同じ年代の若者たちが亡くなった現実。

「“先に死ぬ親不孝を許してください”と書いてあるのがとても悲しくて」(見学した高校生)

 戦争の末期にこの地方を襲った悲劇。その歴史を高校生たちがいま学ぶのはいったいなぜなのでしょうか。実は彼女たちは、愛知県豊橋市の桜丘高校の演劇部の生徒たちなのです。

 

 

 彼女たちがいま取り組んでいるのは、この夏、高校演劇大会で上演する芝居の練習です。

 劇は戦時中軍需工場に学徒動員されていた、女子学生たちの物語です。 

 愛知県豊川市にあった巨大な兵器工場、豊川海軍工廠(こうしょう)。

 当時、ここで働いていた約5万6000人のうち、9割以上が強制的に働かされていた若者たちだったといいます。

 

 

 その工場で悲劇が起きたのは、終戦の8日前。1945年8月7日に空襲を受け、2500人以上が犠牲となりました。

 劇は、この空襲をテーマに書かれた小説「ハイネさん」を元にしています。

 

 

 この本を読んだ演劇部の生徒たちが、自分たちの地域で同年代の若者たちが犠牲になった事実を多くの人に知らせたいと思ったそうです。

 

同年代が感じた戦争の悲惨さを学ぶために

「まだ17年しか生きていないので、70年は全然実感わかない」(主人公役 青木美緒さん)

 そう感じた部員たちが向かったのは、豊川海軍工廠平和公園でした。

 展示されていたのは、実際、兵器工場で製造されていた武器や犠牲になった人たちの遺品など。

 

 

 展示物から伝わってくる戦争の悲惨さ。高校生たちは、犠牲になった同年代の若者たちに自分を重ねていました。

「同じ年代の子がそんなふうに亡くなるのがとても切なくて。他の人に伝えられるようなことを吸収していきたい」(主人公役 青木美緒さん)

 

演劇を通じて伝えたいこと

 それから2か月近く稽古を重ね、ついに今月27日、本番を迎えました。

 

 

 劇は軍需工場で働く2人の高校生を中心に展開。戦時中、洋文学が敵視される中、大好きな本を話題に励ましあいながら生きようとします。

 高校生たちは、戦争の悲惨さ、そして、自由を奪われることの悲惨さを、劇を通じて伝えました。

(Q.劇を見てどうでした?)
「胸がいっぱいになりました。現役高校生が演じたってことは、すごく意味がある」(作品の原作者 住田真理子さん)

「これでいいのかと何回も悩んだ。お客さんに伝わっていたらいいなと思います」(鈴木愛乃さん)

 

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