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狙われた「伊勢いも」の謎 多発する野菜盗難事件 三重・多気町

報道局
三重特集 2018/8/28 13:00

 

 三重県多気町では、ヤマイモの一種の伊勢いもの盗難被害が相次いでいます。収穫時期は11月、食べる状態ではない今、なぜ盗まれるのでしょうか?

 

三重・多気町の特産品、伊勢いも

 取材班が訪ねたのは、三重県多気町にある飲食店「柑里」。45年続くこちらのお店でいただけるのは、多気町の伝統野菜・伊勢いもをつかった、「伊勢いものとろろ汁」。

 

 

 伊勢いもはヤマイモの一種で、多気町では約300年前から生産されているといいます。値段はこぶし大ぐらいのもので1個700円という、高級品だそうです。

「粘り気もあってコクがありますね。口の中でふわーっとイモの香りが充満しています」(鈴木康一郎 アナ)

 伊勢いもの栽培は難しく、多気町の中でも一部の地域でしか生産できないといいます。

 

 

 そんな地元の特産品をめぐって、今ある事件が頻発していました。

「最近この伊勢いもの畑を荒らされる被害が頻発している。(伊勢いも料理専門店にとって)死活問題になので、腹が立つというかなんとかしてほしい」(伊勢いも料理 柑里 中井薫さん)

 最近相次いでいるという、伊勢いもの盗難。多気町の担当者に、盗難が相次いでいるという場所に案内していただきました。

 通常は、種芋を植えた土の上からワラを敷いた状態で育てる、伊勢いも。しかし、被害にあった畑には、かぶせてあったワラがかき分けられ、ぽっこりと穴が開いています。伊勢いもは掘りおこされ、なくなっていました。

 

 

「この畑は200個(盗まれた)、被害金額でいうと数十万くらいかな」(多気町 農林商工課 小林豊さん)

 町内の伊勢いも生産者は、60人ほど。そのうち少なくとも4軒の農家で、今年の4月から8月にかけて盗難被害にあったといいます。

 

全国で多発する野菜の盗難事件

 生産者を悩ませる、野菜の盗難事件。

 実は、全国で多発しています。

 8月、北海道で起きたミニトマトの盗難事件。収穫間際のミニトマト約105キロ・8万円相当が何者かによって盗まれました。

 2月、熊本県では、真夜中に畑を荒らす怪しい男たちの姿が。収穫を間近に控えたブロッコリーが盗難被害にあいました。

 

 

 3月、愛知県豊橋市で大量の白菜が盗まれる事件が発生。捕まった男は農業を営んでいて転売が目的だったといいます。

 

 

 野菜の盗難が頻発する原因には、野菜の価格高騰があるとみられています。狙われていたのは、いずれも収穫前の野菜でした。

 

収穫時期は11月 なぜ今、盗むのでしょうか?

 しかし、今回、多気町でおきた伊勢いもの盗難事件では、ある不可解な点が。

「まだまだこれから大きくなる時期。今の時期それを収穫して食べるということは、ほぼない。まさに不可解な出来事だと思っています」(多気町 農林商工課 小林豊さん)

 

 

 11月に収穫を迎える伊勢いも。この時期は、まだ商品になる大きさではなく、転売もできず、食べることができる状態ではないといいます。

 では、一体誰がどんな目的で、伊勢いもを狙っているのでしょうか?

 度重なる盗難に業を煮やした農家の人たちは、防犯カメラを設置しました。

 そして、8月12日、日の出前の午前4時すぎ、映っていたのは畑でしゃがみ込む、一人の男性。

 

 

「(農家の人も)見たこともない人だったので、非常に怖い思いをされた。生産者も高齢者が多いし、こういうことがあると(農家を)やめようかなという方もいる。非常に腹立たしいです、早く捕まってほしい」(多気町 農林商工課 小林豊さん)

 特産品を狙った不可解な盗難事件。農家では被害届けを提出し、警察が事件の捜査に乗り出しています。

 

狙われた「伊勢いも」の謎 多発する野菜盗難事件 三重・多気町

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