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岐阜・郡上市 台風21号による1週間の停電の現実

報道局
岐阜特集 2018/9/12 13:48

 9月10日、取材班は岐阜県郡上市へ。山間の道路には複数の高所作業車が走っていました。

「台風21号の被害から1週間がたとうとしていますが、岐阜県郡上市の山は、このように多くの木が倒れた状態になっていまして、まだ片づけに手が回っていない状況が続いています」(記者)

 9月4日に、日本列島に上陸した台風21号。この東海地方も各地で木が倒れるなど強い風による被害が相次ぎました。

 倒れた木が電線を巻き込んだことで広い範囲で停電が発生。中部電力によりますと東海3県は一時最大67万2000戸が停電したということです。

 電線の復旧作業が進められた郡上市は、10日正午の時点で2200戸が停電したままでした。

 郡上市内にある取材した住宅では、停電が復旧したのが10日未明ごろだといいます。

 6日に及んだ停電。冷蔵庫が使えなく中の食品が腐ってしまうなど生活のあらゆる場面で不便を強いられました。

 また、違う住宅では10日午後の時点で、まだ停電しており、発電機で冷蔵庫は動いているものの、ご飯は鍋で炊いたり、コインランドリーに行くなどして生活されていました。

 一緒に暮らす小学生のお孫さんにとってもショックな出来事があったといいます。

「金魚も玄関にいたけど電気がなくなって死んだ。5匹くらい全部死んだ」(住人)

 水槽に酸素を送る装置が作動せず、かわいがっていた金魚が死んでしまいました。

 そして日が暮れてから、停電中の家の中に入れてもらうと。

「夕方6時すぎ。家の中は完全に真っ暗です。このような形で夕食を召し上がっている」(記者)

Q.これが1週間くらい続いている?
「そうですね。ちょっと暗くなるとランタンをこうやってつけて」(住人)

 午後6時ごろランタンの灯り1つで夕食。食事作りを担当する女性は、ヘッドライドの灯りを頼りに毎日、調理しているといいます。

 このお宅はダイコン農家で、洗浄する機械が動かなかったため発電機を借りるまでの4日間、出荷できませんでした。

 長引く停電。どんな備えが必要だと感じているのでしょうか。

「慌てて懐中電灯を買ってきた。それは絶対に必要ですし。保冷剤はすごく今、助かっています」(住人)

 保冷剤があれば冷凍庫などに入れて、丸1日くらい冷たさが保てるそう。

 また、別の方からは。

「懐中電灯の電池。今回はコンビニが営業していたからよかったけど、やっぱり電池とか準備しておいたほうがよかった」(住人)

 すでに、対策を進める人も。

「電灯の場所。すぐ誰でも分るようにしておこう、今そういう準備をしている最中です。もう自分しか分からなくて。家族のほかの人がどこにあるか分からなかったので」(住人)

 災害時に備え、家族共通の集合場所を決めておくことも大切です。

 郡上市は停電中、市内の入浴施設3か所を被災者に無料で開放。10日まで多くの人が利用しました。

 中部電力によりますと岐阜県内の停電は12日全て復旧したとのことです。

【中京テレビ 「キャッチ!」 9月11日放送より】

岐阜・郡上市 台風21号による1週間の停電の現実

 

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