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行楽地でのスズメバチ襲撃注意 涼しくなって凶暴化のワケ

報道局・遊軍
岐阜特集 2018/9/21 15:01

 涼しくなってくるこの時期がまさに要注意。あのキケン生物が動き出しています。それは、鋭い針をもつ「スズメバチ」。実は、この行楽シーズンこそ、「観光地」で被害が多発。注意が必要です。

 岐阜県関市にある、通称「モネの池」として一躍有名となったこの場所。

 取材した20日は、雨にも関らず、SNS映えを狙って、大勢の観光客で賑わいをみせていました。

 おととし、モネの池の近くにある橋の下で発見されたのは、直径50センチほどのスズメバチの巣。

 通行止めの措置がとられたため、幸い、けが人などは出ませんでした。

 今、その場所には

「ありますね、ありますね、橋の下に大きな蜂の巣、30センチ以上はあるのではないでしょうか」(佐藤和輝アナ)

 橋の下には、巨大な巣が残っていました。

「今は、ハチはおりませんので、ただの巣が残っている状態」(関市板取事務所 長屋守世さん)

 スズメバチの巣は、冬が近づくと使われなくなり、ハチがいなくなることや、巣の場所が高いことから市は、駆除をとりやめました。

 この巣には問題はないということですが、スズメバチを見つけたら、どうしているのでしょうか。

「どこに(巣を)作るかわからないので、非常に予測が難しく対策が立てられない状況」(関市板取事務所 長屋守世さん)

 関市では、スズメバチの巣を見つけた場合、通行止めにして、注意を呼び掛けるなどの対応をしています。

 一方、岐阜県飛騨市では、今月19日、小学校の運動会に来ていた保育園児ら7人が、隣の神社でスズメバチに刺されました。

 幸い軽傷で済みましたが、園児らは、巣の近くで、遊んでいたとみられています。

 倉庫の壁の隙間からは、およそ4層からなるスズメバチの巣が、取り出されました。

 巣としては、まだ小さく、これから大きくなる可能性があったといいます。

9月・10月に被害が増えるワケ

 なぜ、この時季に被害が多いのでしょうか?スズメバチの研究で、全国を飛び回っている専門家は?

「9月10月はハチの巣が一番大きくなる時季。来年、巣を作るための女王バチがたくさん巣から出て来る。それを育てる時季にあたる。それで攻撃性が増すというか、攻撃される機会が増えるという事」(スズメバチ研究者 山内博美さん)

 この時季は、新しい女王バチが生まれてくるため、防衛本能が高いスズメバチは攻撃的になり、巣の下で大声を出したり、ドタドタ歩いたりすると襲われるケースがあるといいます。

 スズメバチの攻撃性が高くなるこれからの時季、行楽地へ出かける時は、くれぐれも注意が必要です。

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