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70歳でそば店開業 バス配車係と二足のわらじ 妻の支えに感謝

愛知特集 2018/9/22 7:30

 夫婦で極める「趣味」の道。愛知県豊田市で評判のそばを「2人3脚」でつくるある夫婦がいました。

 豊田市の山間にあるバス会社の事務所。早朝からある男性が1人でデスクワークをしていました。

Q.きょうは何時から勤務ですか?
「朝5時半からです」

 中根清茂さん(70)。豊田市の下山地区を走るコミュニティバスの配車係です。

 利用者からの予約の電話を受け、バスの運行予定を組み替えていくのが仕事。火曜日から金曜日、朝6時からの早朝当番で朝9時に同僚が出てくるまでは1人でこなします。

「(中根さんを)頼りにしています。父くらいの年代なので、どんと座っていてくれると安心する」(同僚の女性)

 65歳で建築会社を退職し、土地勘の良さを買われて、ここに再就職しました。

「地域バスはこの地域になくてはならないもの。これがないと、行動範囲が限られるお年寄りの方もたくさんいる」(中根清茂さん(70))

 地元を思い、次々入ってくる予約をさばく仕事ぶり。しかし、70歳の中根さんには、実はもうひとつの顔があるのです。

もうひとつの顔とは

 週末の朝、Tシャツにバンダナ姿の中根さんが真剣な表情で向き合っているのは「そば」。


 中根さんのもうひとつの顔は、そば職人だったのです。

「(そばは)繊細ですね。何べんやっても、同じようなそばは打てない。微妙な水加減っていうのが難しいですね」(中根清茂さん)

 土・日・月は自宅の一部を使い、そば店「二八そば 亀福」を営んでいる中根さん。

 この日は開店と同時に、テーブルがすべて埋まる盛況ぶり。順番待ちの列ができていました。一番人気はそば打ちの腕が問われる「もりそば」です。

「すごくおいしかったですね。私、ちょっとファンになっちゃいまして。おそば大好きで」
「そば屋さんがあったから、これは1回行こうかなって」(お客さん)

 中根さんがそば打ちをはじめたワケは、15年ほど前にさかのぼります。

 当時、国の減反政策に応じ、持っていた田んぼの一部を使ってそばの栽培に取り組みました。

 それをきっかけにそば打ちの勉強を始め、そしてこの夏、自宅の一部を改装し、そば店を開業したのです。

 朝6時の仕込みから閉店まで。火曜日から金曜日はバス会社の仕事もする夫を奥さんの光世さんが支えています。

「(打ち始めると)ほとんど話さないです。お前だまってやれって。気質が職人なんですよね」(清茂さんの妻・中根光代さん)

「女房の協力がなかったら、絶対に(店は)できなかったですね」(中根清茂さん)

 閉店までお客さんが途絶えることのない人気ぶり。小学2年の孫・太督くん(7)も店を手伝います。

 夫婦で2人3脚で開業までこぎつけ、孫も手伝う家族経営。地域では評判の店になっています。 

 70歳でバスの配車係とそば職人。ハードに働く元気の源は?


「やっぱりじっとしてられない。何かやっていないと落ち着かない。健康体である限りやりたい」(中根清茂さん)

 社会に出て55年目。二足のわらじの第二の人生。仕事への真剣さと感謝の気持ちがあふれています。

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