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頻繁に住宅地に出没するサルに注意、この時季に攻撃的なサルが 急増する理由とは

報道局
愛知三重岐阜特集 2018/9/24 16:29

 夏も終わりに近づくこの時季、野生のサルが住宅地にやってくることが増える傾向があります。それだけではなく、現れるサルは攻撃性も高まっている可能性があるので、注意が必要です。

 21日、取材班のカメラが向かったのは愛知県岡崎市大幡町。この地域が長年悩まされている、サルの被害があります。

「サルが来て食べて、散らかしていったものなんです」(住民)

 落ちていたのは、栗の残骸。30頭ほどのサルが来て、すべて取っていったといいます。 

「はぐれザルが来たら怖いよね」(岡崎市大幡町 総代 平松健二さん)

 この付近は、子どもたちの通学路のため、心配する声もあがっています。実は夏が終わるこの時季は、サルに対して最も警戒が必要なのです。

 20日、静岡県牧之原市に現れた野生のサル。一度、山の方に戻っていったかと思いきや、警察官の足に飛びかかります。

 さらに、住宅街を走り回るサル。道路を通行止めにし、サルを捕獲する騒ぎに発展。21日も、70人規模で一帯を包囲していますが、未だ捕まえることはできていません。

 19日、周辺では女性6人が噛みつかれるなどの被害が発生。そのうち一人は転倒し、手首を骨折するケガをしたといいます。

 この事態を受け、地元の小学校では保護者らが子供を車に乗せて登校させていました。

「うちの近所に出ているので、被害があるのでちょっと心配。どうして対処していいか分からないので早く捕まえてもらいたい」(保護者)

 出没したサルをよく見ると、顔や尻が真っ赤に。これが、要注意のサイン。サルは9月から11月頃までが発情期で、攻撃性が高くなる傾向があるといいます。

「交尾期で興奮しているので、目を合わせただけで、人を攻撃することもあり得ます」(石川県立大学 大井徹 教授)

 発情期でサルの攻撃性が高くなるため、この時季は各地で被害が増えるのです。

 去年9月、国内有数の観光地、神奈川県の箱根町でも、人の生活圏内で縦横無尽に行動するニホンザルの姿が目撃されていました。

 サルは、民家にも侵入。人が近よっても逃げようとしません。さらにサルは家の中にも入るなど、やりたい放題。

 住宅地で頻繁に現れるサル。なぜこの時期に集中するのでしょうか。専門家に聞きました。

「追い払いや対策が十分行われない場合、サルはどんどん、ずうずうしくなっていく。エサがある場所へと拡大した結果、町周辺にも出てくるようになっていった」(石川県立大学 大井徹 教授)

 柿や栗など、エサが実るこの時期は、人里に降りてくるサルへの対策が特に重要となってくるのです。

 

 10年ほど前から、住宅街へやってくる野生のサルへの対策を続けている岡崎市大幡町では、ユニークな対策が行われていました。

そこにあったのは白く色あせ、頭の部分が緑色に変色したトラのぬいぐるみ。

「サル・イノシシ・シカなどが 農作物を荒らすということで獣害対策。くるくる回りながら前進。威嚇する雰囲気が出る」(岡崎市大幡町 総代 平松健二さん)

 約5年前に作られたこの“動くトラのぬいぐるみ”。稲を荒らすサルを追い払うため、活躍していたといいます。

「獣害対策を考える会があって、大きなぬいぐるみを置いている人がいた。サルやシカが警戒してこないぞという話があった」(岡崎市大幡町 総代 平松健二さん)

 しかし、設置当初は効果があったものの、次第にサルが慣れてきたのか、サルの警戒心が薄れ、追い払う効果がなくなってきたといいます。

 イタチごっこが続くなか、続いての手は電気柵です。

「市や県からの補助を受けて作ったものです。これがなかった時には被害が本当にひどく、大変だった」(岡崎猟友会本宿支部 小早川正太さん)

 田んぼを囲うように電気柵を設置したのです。その後、被害は大幅に減りました。しかしサルとの知恵比べがあるようで、完全にサルの防ぐことは出来ないといいます。

「(山に近い)田んぼだと木から飛び込んでくる。100%ではないので、山の近くだと無理してでも入ってくる」(岡崎猟友会本宿支部 小早川正太さん)

 この時季、頻繁に住宅地に現れる攻撃的なサル。専門家などによると、「サルを見つけた場合“目を合わせず、その場から速やかに離れること」が大切だということです。被害を減らすためには「エサになるようなものは、不用意に置かないでほしい」と話しています。

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