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三重の隠れた名産品「熊野地鶏」を売り込め、東京オリンピック機会に世界にアピールを

報道局・三重支局
三重特集 2018/10/12 11:00

 東京オリンピックを絶好の機会にと売り込みをかけるのは、『熊野地鶏』。全国的には、まだまだ知られていない三重県の隠れた名産を取材しました。

東京での“三重県産”試食会

肉汁がしたたるローストビーフに伊勢エビのグリル。並べられたおいしそうな料理の数々。その食材は全て、三重県産です。

 9日、東京の帝国ホテルで三重県が主催した試食会。その目的は。

「東京2020年大会において、(伊勢志摩)サミットのときのように三重の食を発信し、三重の食の活性化にチャンスをつかみたい」(三重県 鈴木英敬 知事)

 招待されたのは、ケータリング事業者や都内のホテル関係者。東京オリンピックの選手村やホテルなどで選手や観客などをもてなす人たちです。

「おいしい」(参加者)

ビッグイベントの経済効果と知名度アップに期待

 9月5日、三重県庁の担当部署では、試食会の準備に追われる職員の姿が。東京オリンピックに向けては、この時期が勝負になると言います。

「この10月末に、選手村に料理を提供するケータリング事業者が決まると聞いている。三重県のものが1品でも多く使ってもらえる、環境づくり、ネットワークづくりが大事」(三重県 フードイノベーション課 伊藤徹 班長)

 大きな経済効果が期待される東京オリンピック。東京都によると、約1000万人の観客が予想されています。

 その上、選手村では、1日で4万5000食が必要になる見通しで、ホテルなどに宿泊する観客の分も考えると、食材を売り込むには、またとないチャンスです。

 9日の料理に使われたのは、松阪牛や伊勢エビなど、三重県を代表する食材。そんな誰もが知る有名食材が並ぶ中、まだあまり知られていない熊野地鶏がありました。

(Q.熊野地鶏って聞いたことは?)
「飲食をやっているので聞いたことはありますが、使ったことはないです。かんでいて、鶏の味が濃い。凝縮された味で」(参加者)
「はじめて食べました。臭みが全くなくて、脂も甘みがあった」(参加者)

 試食会ではなかなかの評判。そんな熊野地鶏の生産者を訪ねました。

隠れた名産“熊野地鶏”

 取材班が向かったのは、三重県熊野市にある山間の集落。

「これが熊野地鶏。こちらが出荷を迎えている日齢の部屋」(熊野市ふるさと振興公社 佐野公彦さん)

「肉は赤身で、コクとうまみが強い地鶏。鶏本来の味が地鶏には残っている。今の若鶏(ブロイラー)とは違う」(熊野市ふるさと振興公社 佐野公彦さん)

 熊野地鶏には、地元で収穫した米を食べさせ、山から引いた水を飲ませるなど、その飼育にはこだわりがあるといいます。

 しっかりとした肉質は、焼き鳥やローストにすると絶品とのこと。

 この熊野地鶏、実は2年前の伊勢志摩サミットでも、各国首脳の配偶者ランチで使われ注目されたといいます。

「(サミット)直後は実感しにくい部分があったが、1年2年後その後とになると、やはりあのあたり(サミット)を起点に大きく変わったかなという実感を持っています」(佐野公彦さん)

 サミットの前後では、出荷数が2万羽から2万7000羽に増え、売り上げも約20%伸びたといいます。

 しかし、三重県が誇る松阪牛などに比べると知名度はまだまだ。地鶏の中でも、愛知県の名古屋コーチンや秋田県の比内地鶏と比べると、その名はまだまだ知られていません。

「(オリンピックは)世界の方が来られる一大イベントですから。波及効果とか使われることがあれば非常に大きいもという期待がある」(佐野公彦さん)

 そして9日、試食会の後には商談会も開催され、参加者と生産者の間で情報交換も行われました。

 熊野地鶏生産者の佐野さん。商談の手応えは。

「三重県熊野で作っているものが、東京や世界の人に味わっていただけるのは、仕事をしていてやりがいがあるし、うれしい」(佐野公彦さん)

 ビッグイベントを狙った県産食材の売り込み。三重県はこのチャンスをつかむことができるのでしょうか。

三重の隠れた名産品「熊野地鶏」を売り込め、東京オリンピック 機会に世界にアピールを

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