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難病と闘うご当地女性タレントが「ヘアドネーション」 4年半のばした長い髪をバッサリ そのきっかけとは

報道局
岐阜特集 2018/10/19 18:30

 難病患者でありながら、岐阜のご当地タレントとして活動する28歳の女性が、4年半のばした髪を突然バッサリと切りました。それは、ある告白がきっかけだったといいます。その思いとは

 地元の岐阜を中心に、タレントやモデル活動をしている塚本明里さん(28)。

 実は、原因不明の3つの病を抱えています。起きて自分の頭を支えていられるのは長くて30分。リクライニングタイプの車いすは、欠かせません。

 病のひとつ、全身に激しい痛みが走り極度の疲労感などを伴う「線維筋痛症」。痛みを和らげるため週に2、3回、全身40か所に麻酔注射を打っています。

 明里さんは、4年半、髪をのばし続けていましたが、ある思いを持って、バッサリと切ることにしました。

「髪の毛を“ヘアドネーション”をするために、少しでもきれいで量の多い、いい髪の毛を伸ばそうと思って頑張ってやってきた」(塚本明里さん)

 「ヘアドネーション」とは小児がんなどの病気や不慮の事故により髪の毛を失った18歳以下の子ども達に、切った髪の毛で作ったかつらを無償で提供する活動のことです。

 ヘアドネーションを全国展開するNPO法人「Japan Hair Donation&Charity」によりますと、髪の寄付は2009年の活動開始から徐々に浸透し、今では1日あたり150~200件のヘアドネーションが寄せられているといいます。

 4年半のばし続けた髪を切るタイミングが見つからなかった明里さん。そんな時、あるきっかけで決心をしたのです。

「先日、(中京テレビの)恩田千佐子アナウンサーが乳がんで闘病されていて、抗がん剤で髪の毛が抜けましたっていうのを、ウィッグを外されてお話しされているのを見て、その姿に感銘を受けて、今がやる時だということで」(塚本明里さん)

 それは中京テレビの情報番組「キャッチ!」メインキャスターを務める恩田アナウンサーのカミングアウト。

「抗がん剤治療の時にどうしても副作用がありまして、髪の毛が抜けてしまって、今年の3月の番組復帰の時から先週の金曜日まではウィッグをつけて、この番組をお届けしていました」(恩田千佐子アナウンサー)

 がんと向き合う恩田アナウンサーが半年以上たって、初めて明かしたのです。

「私がこうやって伝えることによって、ほんとに今、闘病中のみなさんにも頑張ってほしいなと、辛い気持ちは絶対終わるから」(恩田千佐子アナウンサー)

 明里さんは、このメッセージを聞いて、今がその時と長い髪を切る決意を固めたといいます。

 ヘアドネーションの条件は、髪の長さが31センチ以上あること。カラーやパーマをしていてもOKということです。

 長い髪を小さい束に分けてゴムで強めに結びます。そして、

 

「よし、ここですね。いきます!あー切れました。取ったど!」(塚本明里さん)

 4年半、伸ばし続けて来た自慢の長い髪ともお別れ。

 髪を切った明里さんを見て、仲間たちは。

「すっきりしたね、かわいい」(明里さんと活動している仲間)

 仲間からも好評でした。

「恩田さんも闘病生活で、大変だとは思うんですが、私も闘病続けてきて必ず治るって信じているので、恩田さんからいつもいただけるパワーをもとに、これからもいろんなこと頑張りたいと思います」(塚本明里さん)

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