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とっても地味な奇祭「御櫃割(おひつわり)」 家康の父が大切にした伝統の祭り 愛知・西尾市

報道局
愛知特集 2018/10/23 10:34

 愛知県西尾市に伝わる「秋祭り」にとっても地味な奇祭があるといいます。その名は「御櫃割(おひつわり)」。

 その祭りは10月21日、西尾市室町にある室神明社で、ひとつのおひつをめぐって繰り広げられました。

 なんと約400年の歴史を持つといいますが、地元の西尾市民は。

Q.御櫃割(おひつわり)って知っている?
「奇祭?わからないです」
「31年住んでいるけど知らない、初めて聞いた」

 誰も知らない「御櫃割(おひつわり)」。一体どういう祭りなのでしょうか。

 午後3時。男たちに大量の甘酒がかけられると、奇祭の始まりです。

「おひつが男たちに渡されました。男たちがおひつを囲み、円になっています。ぐるぐるまわりだしました。(おひつの)ふたを素手でたたいています」(記者)

 8人の男が掛け声に合わせ、おひつを囲み、懸命にふたをたたきます。

 つまり、男たちがおひつのふたを素手で割り、中身を取り出すことが神事として伝わる祭りなのです。

 5分間ほど、この動作が続き…、いよいよそのときが。

「今、ふたが割れました。参拝者たちが一斉に、中にあった赤飯を奪い合っています」(記者)

 瞬く間に、おひつはカラに。中の赤飯を食べると大病にならないという言い伝えがあるのです。

 よく見ると、男たちの背には、徳川家の「葵の紋」が。

 この祭り、いわれは古く、社は家康公の父親にあたる松平広忠が大切にしたと伝えられ、ときの領主が島原の乱に出兵する際、おひつのふたを割ったことが始まりとされています。

「全国的にはここだけじゃないか」(室神明社 竹内重夫 総代)

 日本で唯一、しかも歴史があるこの祭りがなぜ、知られていないのか。

「地味だという15分の御櫃割(おひつわり)が、みなさんに受けない。それが原因かな」(室神明社 竹内重夫 総代)

 祭りの時間はわずか15分ほど。中の赤飯は地元の和菓子屋さんが炊いて入れるだけ。変わったことと言えば、男たちの手が少し腫れたぐらい。とにかく地味、いやシンプル。

 祭りは、すぐに片付けられ、30分ほどでほとんどの人がいなくなりました。しかしながら、関係者はなぜか満足げ。

「観光化されているわけではない。いいんじゃない、身の丈にあった規模で」(町の人)

 知られていないことに誇りすら感じる奇祭「御櫃割(おひつわり)」。今年も400年の歴史を紡ぎました。

(中京テレビ 「キャッチ!」 10月22日放送より)

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