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樹齢400年「アカマツの大木」伐採 「第2の人生は名古屋城」1000年大事に

報道局・行政班
愛知特集 2018/11/21 15:00

 

 1本の値段が数千万円するという、アカマツの大木。名古屋城天守閣の木造復元事業のために、伐採されました。第2の人生は名古屋城で送る予定ですが、前途多難。そのワケとは?

 名古屋から約600キロ離れた岩手県奥州市の山林に希少なアカマツの大木がありました。樹齢400年ともいわれ、高さ約30メートル。マンション10階ほどの高さです。さらに幹の胴回りは、2.8メートルもあります。

 

 

 この大木を、名古屋市は名古屋城の木造復元のために購入しました。

「(Q.名古屋城のどの部分に利用するのか?)3階の床張りのちょうど中央部分。梁材(はりざい)としては最も長くて太いもの」(竹中工務店 谷村和彦さん)

 使われるのは、屋根や床を支える“梁(はり)”と呼ばれる部分。市の担当者によると、名古屋城のちょうど中心に位置することから、太くて大きい丈夫な大木が必要なのです。

 

 

 このマツの大木を、1本の木材に仕上げるためにかかる費用は、数千万円だといいます。

 この価格に、街の人は?

「へえ、そんなにするの。数千万円は議論する必要があると思う」(街の人)

 

河村市長の悲願 「史実に忠実な復元」と違う?

 1945年、名古屋空襲によって名古屋城は焼失しました。そこで河村たかし名古屋市長は、設計図を基にした「史実に忠実な復元」を掲げ、木造で消失前の名古屋城をよみがえらせ、2022年末の完成を目指すとしています。

 

 

 当時の図面に残っていた梁材は、岩手の木だったのでしょうか?

「(Q.梁材は岩手の木だったか?)もともとは東海地方の木」(竹中工務店 谷村和彦さん)

 “史実に忠実な復元”を目指すのに、岩手県のマツの木を使うことは問題ないのでしょうか?

「(Q.岩手県の松を使うことはやむを得ない?)国産材ですべてまかなうことも難しい状態。日本国内で松材を探すと岩手より北しかない」(竹中工務店 谷村和彦さん)

 施工業者が全国各地を2年間探し回り、ようやく見つけ出したといいます。

 

 

木造復元の完成予定は不透明

 名古屋城天守閣、木造復元化の完成予定は4年後の12月。市の計画では、今年7月までに文化庁へ基本計画を提出し、その後工事許可を得るというものでした。しかし、いまだ文化庁からの許可は出ていません。

 

 

 許可を待たずしての伐採、問題ないのでしょうか?

「木材は乾燥する必要がありまして、できるだけ早く伐採して乾燥過程に入るのがベター。文化庁の許可とは別に、弊社としては木材の調達に入っている」(竹中工務店 谷村和彦さん)

 木の歪みなどを防ぐ“乾燥”に時間がかかるため、今から伐採したといいます。

 城に使う木材は約2300本。仮に着工が遅れると、木材の管理費は年間1億円必要になります。

 岩手県の現場を訪れた、河村市長は?

「400年生きていただきました。今度は名古屋で千年大事にしますから。サンキューベリーマッチ」(河村たかし 名古屋市長)

 

 

 終始ご満悦の様子で伐採作業を見守った、河村市長。スケジュールが遅れるほど、費用がかさむ、“名古屋城天守閣の木造復元事業”。2022年末の完成予定は、不透明なままです。

 

樹齢400年「アカマツの大木」伐採 「第2の人生は名古屋城」1000年大事に

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