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水産高校が快挙 ウナギ完全養殖への期待高まる エサの秘密とは 愛知・蒲郡市

報道局・遊軍
愛知特集 2018/12/4 19:30

 「ウナギ」の価格が高騰する中、うれしい知らせが届きました。ウナギは、卵からふ化して成魚になりますが、愛知県蒲郡市にある愛知県立三谷水産高校が「ふ化」に成功し、ウナギの完全養殖への期待が高まっています。

 三谷水産高校では30年以上前から、ウナギの研究を始めています。

 養鰻業者からウナギの子どもを購入して人工ふ化させ、稚魚の「シラスウナギ」を経て成魚の「ウナギ」に育て、さらに産卵させるという完全養殖を目指しています。

 11月27日に、初めて卵をふ化させることに成功しました。

「もう、まさかという気持ちでビックリの一言で、やったなっていう気持ちもありますね」(三谷水産高校(ウナギ班)3年 沓名駿介さん)

 ウナギといえば近年、稚魚の「シラスウナギ」の不漁が続いています。水産庁によると、国内の採捕量は今年10トンを下回る8.9トンで、取引価格も高騰し、ここ15年で最も高くなっています。

「天然のシラスウナギがあって初めてウナギ養殖業が現状成り立っていますので、(近年のシラスウナギ不漁は)非常に厳しい、心配しているのが現状だと思います」(愛知県水産試験場 立木宏幸 場長)

 そこで期待されているのがウナギの「完全養殖」。8年前に国の研究機関が世界初の完全養殖に成功しているのですが。

「量産というところが1つのネックになっていて、技術的には ある程度できたのですが、量産することが非常に難しいのが現状で、足踏みしているところですね。(Q.量産への一番のネックはどこ?)おそらくエサの問題だと思います」(愛知県水産試験場 立木宏幸 場長)

 「ふ化」した赤ちゃんから体長数センチになるまでに、どんなものを食べているかなどナゾが多く、思うような結果は出ていないといいます。

 三谷水産高校は、この「エサ」の開発も進めていました。ウナギの人工ふ化は、国内の水産高校では3例目ですが、ふ化とエサの開発を同時進行で進めるのは、高校初の取り組みだといいます。

 そのエサとは、どんなものなんでしょうか。

「校長先生が用意してくれた『アレ』が何でできているのか自分は不思議ですね」(三谷水産高校(ウナギ班)3年 沓名駿介さん)

 生徒が言っている「アレ」とは…?何かの粉末のようですが、いったい、どんなものが入っているのでしょうか?

「栄養がいっぱい入っている、赤ちゃんの離乳食みたいなイメージのものを作っている。海の底のマリンスノーが、漂っているようなイメージ。ほとんどずっと漂っていますよね。これが大事なんです」(三谷水産高校 丸﨑敏夫 校長)

 地元企業の協力を得て開発したという「エサ」の大きな特徴は、赤ちゃんを飼育する水をほとんど汚さずに、栄養価の高いエサを与えることができるというところです。

「三谷水産高校ウナギなんてことも起こりうるかもしれない。将来そういうものができるかもわからないので、ちょっと(詳細は)秘密にしておきます。学校だから企業秘密じゃないですけど」(三谷水産高校 丸﨑敏夫 校長)

 高校生たちの量産への挑戦に、地元は期待を寄せています。

 三谷水産高校では、ふ化した赤ちゃんに開発したエサを与える予定で、今後稚魚が順調に育ち繁殖に成功すれば、完全養殖が実現することになります。

 

水産高校が快挙 ウナギ完全養殖への期待高まる エサの秘密とは 愛知・蒲郡市

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