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開発進む介護ロボット 介護現場の腰痛問題を解決へ

報道局・行政班
愛知特集 2018/12/12 15:00

 

 開発が進む、福祉・介護ロボットの最前線。将来ロボットが介護人材不足を解消するのでしょうか?

 

 12月11日、名古屋市昭和区で開かれた福祉・介護ロボットの展示会。

「トイレまで移動できますよ」(ロボットを体験している人)

 体験していたのは、移動が難しい人をアシストするロボット「移乗サポートロボット Hug L1」。

 

 

 この日会場に集められていたのは、介護や福祉に特化したロボット、その数約40台。

「福祉用具がたくさん出ていて、ビックリすることも多いなと」
「3年前くらいに同じようなもの見に行ったんですけど、あの時に比べてすごく進化してるなって」(来場者)

 開発が進む、福祉・介護ロボット。なかでも最も新しいものが、“メガネ”です。

「聴覚障害者は音で認識できないので、散歩・外出時に危険が近づいている情報を視覚的に伝達する(メガネ)」(名古屋工業大学 担当者)

 

 

 耳の不自由な人でもこれをかけると、後ろからの危険を眼鏡が察知し、視覚的に知らせてくれるこのメガネ。現在、実用化に向け開発中だといいます。

 

 

介護人材不足 ロボットで解決?

 今回の展示会、愛知県では初の開催。仕掛けたのは、名古屋市。背景にあるのは介護人材の不足だといいます。2025年度には、全国で30万人以上が不足すると見込まれています。

 

 

 そこで解決のカギと期待されているのが、ロボット。国はこれまでもロボットの普及に取り組んできましたが、ここ数年は、より具体的な取り組みを自治体に要請しているといいます。

 

介護の現場 腰痛を救え

 さらに、介護に携わる人からはこんな悩みも…

「職員の腰の負担がすごくあるので。長時間、中腰になったりすると腰が痛くなっちゃったり」(来場者)

 取材班は、実際の介護現場、名古屋市緑区にある「なごやかハウス 滝ノ水」を訪ねました。この施設に勤めている、介護福祉士歴17年を超える大野勇さんも、腰痛に悩まされていました。

「移るよ、よいしょ…」(介護福祉士 大野勇さん)

 

 

「もともと腰が悪かったので、特に夜勤が終わった後はすごく腰がつらかった」(介護福祉士 大野勇さん)

 移動介助やオムツの交換などで中腰の姿勢が続くことが多く、腰への負担が大きかったといいます。

 そこで、この老人ホームが先月から導入したのが、この腰に装着するロボット「HAL 介護支援用(腰タイプ)」。脳から筋肉に伝わる信号をキャッチし、ロボットを動かすことで、腰への負担が軽減できるといいます。メーカーによると、ロボットの助けがあることで、腰の負担は最大で4割軽くなるといいます。

 

 

「(ロボットを)使い始めてからは、腰がつらいと思うことがだいぶ減ったので、楽に帰れるかな、家に」(介護福祉士 大野勇さん)

 しかしこのロボット、定価が1台210万8000円(税込み・初期費用含む)。今後台数を増やしたいと考えていますが、現実的にはなかなか難しいといいます。

 

 

 新たな介護ロボット開発が進む一方で、高額な導入費用の問題は残ります。広く普及するまでには、まだまだ課題があるようです。

 

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