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ふるさと納税 全国初の少年院で返礼品づくり 社会復帰を目指す 愛知・豊明市

報道局
愛知特集 2018/12/18 12:41

  愛知県豊明市のふるさと納税返礼品「しぼり」と「陶器」セット。実は、少年院でつくられたもの。全国初の取り組み、そこには深いワケがありました。

 豊明市にある少年院・豊ケ岡学園。入所しているのは少年たち。窃盗や詐欺、恐喝などの罪を犯した少年、十数人が生活しています。

 少年たちはここで、学習指導や職業訓練をとおして、社会復帰を目指しています。

 この日行われていたのは、布に染料で色をつけていく作業。絞りの手ぬぐいを作っています。

 特殊詐欺の未遂事件を起こし、少年院に入所した少年が真剣に取り組んでいました。

「最初は全く知らないのと、染料にしても細かい分量があって、縫い作業も細かい作業で、僕は最初は、苦手だったんですけど、やるうちにデザインを考えながらやることにやりがいを感じて、楽しいと思うようになりました」(少年)

 絞りの他に、別の部屋では陶器を作っています。制服ばかりの作業部屋に、地元の職人が訪れ教えることもあります。

「この辺だよね、出っ張っているようなら塗っておいてもらわないと」(職人)
「ありがとうございます!」(少年)

 職業訓練の一環として始まりましたが、2018年11月から、この陶器や絞りが地元・豊明市のふるさと納税の返礼品としても使われることになりました。

 全国で初めてという少年院での返礼品づくり。そこには深いワケがありました。

「社会の中で仕事をしていくのと全く同じ。お金になるものを作っていかないとダメ」(豊ケ岡学園 小柴直樹 園長)

 昼食後、少年たちは自室で自分と向き合います。付けていたのは「心の成長ノート」。

「社会に出るのが近いので(少年院を)出てから、たとえば問題が起きたらどう改善すると、きれいに収まるのかの考えをいろいろ予想して考えて作っています」(少年)

 社会に出た後、少年たちは様々な課題と直面します。

 こうした中で問題となっているのは「再犯者率」。

 再び犯罪に手を染める少年の割合がここ数年、増加しているのです。

 豊明市側は少年たちに社会での居場所を見つけてほしいと返礼品への採用を決めました。

「自分たちが努力すれば、認められるんだということを自覚してほしいんです。今回の取り組みを通して」(豊明市 小浮正典 市長)

 ふるさと納税の返礼品には、少年からのメッセージも添えられています。

「実際に自分が作ったものが、周りの他の人に渡るというのはうれしいです。何かに貢献できているのは、いいことだと思います」(少年)

 ふるさと納税が罪を犯した少年と社会をつなぐ試み。再犯防止につながるのでしょうか。

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