• index
  • program
  • Locipo
  • news_weather
  • announcer
  • event
  • chukyokun
  • present
  • TVschedule

中京テレビNEWS中京テレビNEWS

【新型コロナウイルス】東海3県への影響
投稿BOX

潜入「海上保安官の船飯」 一番人気の絶品カレー「南国ビーフカレー」 驚きのアイデアとは

報道局
三重特集 2018/12/19 13:32

 海の安全を守る海上保安庁の巡視艇。入港するときには、なぜか決まってカレーを食べるそうです。

 第四管区海上保安本部が2018年9月末に公開した「海保の船飯」のカレーのレシピ。絶品カレーと話題になりました。揺れる船の中で作られる絶品カレー、その調理現場に潜入しました。

 2018年12月、三重県の鳥羽海上保安本部で行われた表彰式。そこで、行われた表彰というのが。

「今回はカレーライスに絞って企画した。その中で最優秀の成績を収めたということで表彰した」(第四管区海上保安本部 鹿庭義久 本部長)

 なんと表彰されたのは、海上保安官が船で作るカレー。

 実は、この地方の海の安全を守る、第四管区海上保安部は2018年9月末、その業務に興味を持ってもらうきっかけになればと、所属する船それぞれの「海保カレー」レシピを公開。

 その中で人気投票1位になったのが、鳥羽海上保安部に所属する「巡視艇しまなみ」のカレーでした。

 船の上で作るしまなみのカレーには、驚きの工夫がされていました。

揺れる巡視艇キッチン 絶品カレー作り

 取材班は、巡視艇しまなみのキッチンへ。調理の様子を特別にのぞかせてもらいました。 

 カレーを作るのは、しまなみの乗組員、潟上(かたがみ)将太 主計士補(25)。

 新人ながら、しまなみの乗組員9人の胃袋を任されている、しまなみ唯一の調理担当です。

 その発想はとても柔軟。

「まずパイナップルをカットしていきます」(潟上さん)

 なんと、まさかのパイナップル。しかも、見事な手さばきです。

 それもそのはず、潟上さんは、高校時代からレストランやホテル、居酒屋などの厨房でアルバイトをしていた料理の経験者。

 その経験を活かし、今回のレシピを開発しました。

「これをミキサーにかけたいと思います」(潟上さん)

ペースト状になったパイナップルは牛肉の上へ。

「パイナップルに入っている分解酵素というのが、肉のたんぱく質を分解してくれて、肉を柔らかくしてくれます。この牛肉は1時間ぐらい浸しておきます」(潟上さん)

 これは、本格派カレーができる予感!

 狭い船内ではこんな工夫も。

「狭いスペースを上手に使えるように、ある程度片付けながら料理しています」(潟上さん)

 船の中では、陸上での調理とは勝手が違い、冷蔵庫の扉もしっかりと固定されています。揺れる船内で、潟上さんを一番戸惑わせたのがコンロでした。

「IHなんですけど、たぶん一般家庭と同じようなIHなので、地震センサーがついていて、しけている海の中を走ると、勝手に自動で電源が落ちるようになっています」(潟上さん)

 船内では、なるべく火を使わないようIHのコンロが設置されていますが、波の激しいところで調理をすると、コンロが自動的に加熱を止めてしまったり、包丁を置いたままにすると、波に揺られて滑ってしまったりと、苦労があるそうです。

「今まで揺れる中で料理したことがなかったので、揺れる環境で初めて料理したとき驚いた。自分が思っている以上に揺れたので」(潟上さん)

 カレー作りもいよいよ大詰め。

 とろみ付けには、小麦粉ではなく、お好み焼き粉を使ってうまみを加えるなど、さまざまな工夫が詰まっています。

 あとは大きな鍋に入れて煮込むだけ。

「このあと、一晩寝かせて完成です」(潟上さん)

 実はこのカレーは、翌日のランチ用。前日から仕込む理由は、おいしくなるからではなく、海保の船ならではの事情がありました。

「例えば海難があったら、(出動で)昼食を作る時間がないので、前日の夜に仕込みます」(潟上さん)

一晩寝かせたカレー 乗組員の活力に

 翌朝、再び訪ねてみると、そこには、日課である逮捕などに使う技の訓練に励む潟上さんの姿が。潟上さんは、調理担当である前に、一人の海上保安官。

 伊勢湾を行き来する船を交通整理したり、海上での犯罪の取り締まりをするなど海の安全を守る任務があるのです。

 ところでカレーは?

「一晩寝かしてカレーのうま味も、ぐっとでていると思います」(潟上さん)

 任務の合間をぬって、昼食の準備が進められていました。

 お昼ご飯の時間まであと少し。調理もラストスパートです。 

 潟上さんが作った人気ナンバーワンの海保カレーがコチラ!その名も“南国ビーフカレー”

 体力勝負の乗組員のため、疲労回復効果が期待できるパイナップルを使ったカレーを開発したといいます。

「肉が柔らかくてうまい!」
「スパイシー感のある酸味のあとにパイナップルがガツンときます」(乗組員)

「私が作る料理で乗組員たちが活力をつけて、いろんな犯罪や救難、海難対応を頑張ってくれたらうれしいです」(潟上さん)

潜入「海上保安官の船飯」 一番人気の絶品カレー「南国ビーフカレー」 驚きのアイデアとは

この記事をシェアする

2018年12月
« 11月   1月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
中京テレビNEWSLINEで中京テレビのニュースを読む 友だち追加
2018年12月
« 11月   1月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

中京テレビNEWS トップへ