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小麦価格の高騰が生活を直撃 「クリスマスケーキ」から「きしめん」まで お店も苦しい経営続く

報道局
愛知三重岐阜特集 2018/12/25 16:42

 ケーキ店にとって1年で1番忙しいクリスマス。今年はあることに困っていました。

 12月24日、名古屋市西区にあるケーキ店「パティスリー ロアジス」。1年で最も忙しい1日を迎えていました。

「きょうは、朝5時ぐらいからはじめています」(パティスリー ロアジス 長谷川顕司さん)

 スタッフが、いつもより2時間早く出勤し大急ぎで作っていたのは、ふわふわのスポンジに、たっぷりの生クリーム。それに、真っ赤なイチゴをのせた、この店自慢のクリスマスケーキです。

 

 

 この日、このお店ではこのケーキを求めて、開店と同時に店内には多く客が押し寄せました。

「クリスマス期間中(の3日間)は、700個ぐらい(ケーキを)作ります」(パティスリー ロアジス 長谷川顕司さん)

 ケーキ店にとってクリスマス期間は、1年で1番の書き入れ時です。しかし、今年はある悩みがあるといいます。

「今月の半ばに小麦粉の値段が上がって、1キロ10~20円近く上がったと思いますが」(パティスリー ロアジス 長谷川顕司さん)

 悩みの原因はケーキ作りに欠かせない、小麦粉の値上がりです。こちらの店では、国内の製粉メーカーから小麦を仕入れていますが、今月20日からこの製粉メーカーでは、業務用の小麦粉の価格を値上げしたといいます。

 

小麦価格の高騰 右肩上がりを続けている?

 国内で流通する小麦のうち、約9割を占めるのは輸入小麦です。政府が外国から買い付け、製粉メーカーなどに売り渡しています。

 

 

 その売り渡し価格がおととし10月から高騰。2年間で、1トン当たり約7000円高くなっています。

 

 

「値段を上げるわけにもいきませんし、そこら辺で小売店として困っています」(パティスリー ロアジス 長谷川顕司さん)

 こちらの店では、当面の間、企業努力によって商品の値段は据え置きにするとしていますが、この状態が続くと経営への影響が心配だといいます。

 さらに、値上がりの影響は“名古屋めし”にも。透明感のあるツルッとした麺、寒い日にうれしいアツアツの“きしめん”です。きしめんが自慢の名古屋市名東区にある、昭和50年創業のうどん屋店「香流庵」。毎日、店長自らがつくる手打ち麺が自慢の店です。

 

 

「これは、輸入の小麦粉ですね。(1日)に約15キロから20キロぐらい使うと
 思います」(香流庵 市原悟 店長)

 この店が1か月に使用する小麦粉の量は、約450キロ。小麦の価格高騰は、店の経営を直撃しているといいます。

「(値上げの)情報が入った時、年内分のストックは買っておいたので、年内はとりあえずいけるんですけど、次に(小麦粉を)買う時はもう厳しいですね」(香流庵 市原悟 店長)

 こちらの店では、他の食材の値上がりや人件費の上昇などを受けて、今年10月に値段を10円から30円上げたばかり。そのため、さらなる値上げに踏み切るかは苦しい判断となります。

「(値段を)そのままいけるかなと思ったんですが、今回の小麦粉の値上げは結構きついので、もうちょっと値上げをお願いしようかな。やはり利益を出さないとやっていけないので」(香流庵 市原悟 店長)

 

 飲食業界を直撃した、小麦粉の価格高騰。製粉各社では、来月4日から家庭用の小麦粉も約1~3パーセント値上げされることがすでに決まっていて、影響はこれからも続きそうです。

 

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