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「本離れ」で書店減少 一方で図書館新増設 そのワケとは

報道局・遊軍
愛知特集 2019/1/12 8:00

 

 本離れといわれる中、本の売り上げは年々下がり書店も激減しているといいますが、図書館は全国的に増えてきています。そのワケとは?

Q.最近、本を読みましたか?
「読んでないですね」(20代 女性)
「雑誌とかは見るけど、小説とかそういう本は読まないですね」(男性)

 いまでは、年代を問わず「本離れ」が進んでいて、経産省の調査によると全国の書店の数はこの25年で約7割も減少したという結果もあります。

 

 

 しかし、同じ本を扱う場所で、減るどころか利用者が増え続けている場所があるといいます。

 それは、図書館。

 1月に新しくオープンしたばかりの、愛知県東海市にある「東海市立横須賀図書館」。

 

 

 真新しい施設の中で、何人もの住民が思い思いに本を読んでいました。

「(図書館が)この地域になかったからね、いままでね」
「きれいですね、想像以上にきれいだったので、うれしいですね」(図書館の利用者)

 本離れの中にあって、着々と数が増えてきた、図書館。文科省の調査によると年々右肩上がりに増えています。整備が進む背景にあるのは、住民のニーズもありますが、その一方で行政側には狙いもあるといいます。

 

 

「図書館というのはリピーター、何度も通ってきてくれるので、ある意味地域の拠点になるかなというのはありますね」(片岡紀美子 館長)

 たとえば、文化ホールなどの施設だと、イベントごとに利用者の年齢層が限られ、利用も1回単位。それが図書館になれば、幅広い年齢層に常に利用してもらえ、本の貸し借りで最低でも2回利用します。返却のついでに別の本を借りる人もいるので、継続的な来館が見込めるといいます。

 こうした図書館に期待する動きは、全国的なものだそうです。

「街づくりの中で(図書館が)中核としてあらかじめ埋め込まれる。昔は、静かに繁華街から少し離れたところで読書に没頭できるところが図書館の一つのシンボルになっていたと思いますが、最近はいろんな人が出入りできる場所に作られつつあります」(日本図書館協会 森茜 理事長)

 東海市の場合も、駅のすぐ隣のビルを市が買い上げ、整備。利便性の良い場所に作ることで、その集客効果を最大限に生かそうとしています。

 しかし、ビルの一画に入る蔵書の規模は約4万冊。この図書館は、市の中心部にある中央図書館の分館という扱いです。実は最近増えている図書館の殆どは、こうした「分館」だといいます。どういうことでしょうか?

「(分館にすることで)経費はそんなに掛からずに、小さい規模ながらも皆さんの生活を充実させることができることをアピールしたい」(片岡紀美子 館長)

 

 

 増え続ける図書館が、知識や感動だけでなく、街の賑わいもつくるのかもしれません。

 

「本離れ」で書店減少 一方で図書館新増設、そのワケとは

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