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飛騨高山でキャッシュレス化 「さるぼぼコイン」が急速に普及 そのワケとは

報道局・遊軍
岐阜特集 2019/1/21 15:00

 

 日本ではなかなか進まない、キャッシュレス化。そんな中、岐阜・高山市では現金のかわりに「さるぼぼコイン」が急速に普及していました。そのワケとは?

 

 飛騨高山の民芸品、サルの赤ちゃんをかたどった「さるぼぼ」。この「さるぼぼ」にちなんだ電子マネーが誕生し利用されているといいます。

 

 

 「さるぼぼコイン」は岐阜県の高山市・飛騨市・白川村限定の電子通貨です。利用者は、スマートフォンに専用アプリをダウンロードし、運営している信用組合の窓口やチャージ機などでお金をチャージ。加盟店が提示するQRコードをアプリで読み込み、金額を入力します。

「あんとー」(アプリの音声)

 飛騨弁で「ありがとう」の音声が流れ、決済は終了という仕組みになっています。

 

 

 岐阜県高山市内にあるスーパー、「駿河屋エブリ東山店」をのぞいてみると?

「はい、確認しました。ありがとうございます」(店員)

 買い物で「さるぼぼコイン」を使う人たちの姿がありました。

「結構使っています。この方が簡単なので。現金は全部チャージしておきます」(利用者・60代)
「(支払いが)断然楽にはなりましたね。携帯だけあれば、ぱっぱと出来るのでそれはありがたいですね」(利用者・30代)
「(スーパーでは)ほとんど、さるぼぼコイン」(利用者・40代)

 

 

 そんな「さるぼぼコイン」が使えるのは、実はスーパーや飲食店だけではありません。

「こちらに、さるぼぼコインでお賽銭ができると書いてあります」(記者)

 賽銭箱の隣に設置されていたのは、「さるぼぼコイン」のQRコード。なんと、お寺でお賽銭をあげる時にも使えます。

 

 

 さらに、飛騨市では去年10月から、住民票の発行など窓口手数料にも使われるようになりました。

 

「さるぼぼコイン」の快進撃

 高山市の飛騨信用組合が約1年前に運営を始めた「さるぼぼコイン」。担当者に話を伺いました。

「私たちの想定のペースよりも早くみなさん(加盟店)に賛同いただき、ユーザーも増えているような状況です」(飛騨信用組合 古里圭史 常勤理事)

 

 

「さるぼぼコイン」は、わずか1年ほどで850以上の店舗で導入され、累計チャージ額は、5億6000万円を突破。なぜ予想以上のスピードで普及しているのでしょうか。そこには、あるワケがありました。

 「さるぼぼコイン」を導入している、岐阜県高山市にあるスーパー、「駿河屋エブリ東山店」の担当者に話を伺いました。

「店側の負担はほとんどなくて、特別な機械をおくことがなかったので、QRコードを掲示するだけでしたので、とても簡単でした」(駿河屋エブリ東山店 牧ヶ野芳男 店長)

 

 

 クレジットカードなどと違って店側にとっては負担がほとんどなく、導入の初期費用はゼロ。さらに、加盟店同士で仕入れなどの取引で「さるぼぼコイン」を利用できるのも、魅力の一つだといいます。

 

 予想以上のスピードで普及を続ける「地域限定の電子マネー」。今後は、どんな広がりをみせるのでしょうか。

 

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