• index
  • program
  • Locipo
  • news_weather
  • announcer
  • event
  • chukyokun
  • present
  • TVschedule

中京テレビNEWS中京テレビNEWS

【新型コロナウイルス】東海3県への影響
投稿BOX

88歳で挑んだ奇祭“はだか祭”「もうこれで区切り」と決めた最後の挑戦 愛知・稲沢市

報道局・遊軍
愛知特集 2019/2/19 13:30

 

 2月17日、愛知県稲沢市にある国府宮で「はだか祭」が行われました。

 ふんどし姿の裸男たちが、選ばれた1人の神男に触れようと、もみくちゃになるという、とにかく激しいはだか祭。この激しい祭りに80歳を超える男性が参加しました。「もうこれで区切り」と決めた最後の挑戦を追いました。

 9000人の裸男たちが神男に触れて厄を落とす、ただ1人の神男に群がる国府宮の「はだか祭」。

 

 

 毎年、裸男たちにとって、そこは特別な場所です。

 そんな中、取材班は今年のはだか祭に“ある思い”を託す1人の男性に注目しました。稲沢市に住む大津光雄さん。年齢は御年88歳です。

 

 

「最後にしようと思う。(かぞえで)88歳でね」(大津光雄さん)

 なんと今年のはだか祭に参加するのだといいます。隣で聞いていた奥さまはどこか心配そう。でもなぜ祭りに参加するのでしょうか?

 実は、大津さんが生まれ育った自宅は、はだか祭の舞台、国府宮の参道のすぐ隣。

 

 

 若いころは、近所ということもあり、観覧席の運営などで忙しく、はだか祭に参加したことがありませんでした。

「68歳の時、この人脳梗塞やったの。それが一つの転機で」(奥さま・伊津子さん)

 病気と戦い、体が衰えるなか、変わったのは、気持ちだといいます。

「80歳になってからね、これは何か残さなかんと」(大津光雄さん)

 以来8年間、毎年欠かさず祭りに出続けているのです。しかし、さすがに年齢を重ねてきたことから、体の大事をとって今年を「最後」と決めたのです。

 迎えた祭り当日。80歳の決意の時から祭りを共にしてきた、長寿の象徴とされる「紫のサラシ」。

 

 

 8年間の思いを込めて日付を印し、腰に巻き付けます。

 仲間たちに支えられ、いざ参道に。思うように動かなくなった足を一歩ずつ前へと進めていきます。

 

 

 そして、無事神社に到着し、賽銭(さいせん)を投げ終えました。

「これで厄は落ちた、気合が入っとる。行こか!」(大津光雄さん)

 本来は厄を落とすためには、このあと登場する神男を触らなければいけないのですが、大津さんは。

Q.神男を触りにいったことは?
「ない」(大津光雄さん)

 実は、大津さんが参道に出たのは、はだか男たちが押し寄せる2時間前。つえをついて歩く大津さんには神男をとりまくもみ合いはあまりに危険です。

 

 

 サラシ姿になり、自分の足でお参りに行くことが大津さん流の「はだか祭」なのです。

 奥さまの伊津子さんもその様子を見守っていました。

 

 

「いつも腰が痛いというけど頑張ってた」(奥さま・伊津子さん)

 自分の足で歩きぬいた大津さんの「最後のはだか祭」は無事終わりました。

Q.ベランダから見ていたけど?

「もういいの!忘れた!さようなら~」(奥さま・伊津子さん)
「照れとる」(大津光雄さん)

 

 

 祭りに参加して得たもの、それは、奥さんの愛情。

 

 

「これで終わりにしてもいいけど、そうすると(生きる)目的がなくなっちゃうでね。(次は)90歳までやりたいねえ。希望は大きく!」(大津光雄さん)

 今年が最後と決めていましたが、引退はまだ先のようです。 

88歳で挑んだ奇祭“はだか祭”「もうこれで区切り」と決めた最後の挑戦 愛知・稲沢市

この記事をシェアする

2019年2月
« 1月   3月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728  
中京テレビNEWSLINEで中京テレビのニュースを読む 友だち追加
2019年2月
« 1月   3月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728  

中京テレビNEWS トップへ