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とんこつラーメンのスープのだしをとった後の“豚骨ガラ” 意外な再利用方法とは

報道局
愛知三重岐阜特集 2019/3/15 11:30

 

 ラーメンの豚骨スープのだしをとった後の、“豚骨ガラ”。その行方を追ってみたところ、意外なことが判明しました。

 

 取材班は、名古屋市名東区にある「らーめん本郷亭 本郷店」へ向かいました。1日に100杯以上売り上げることもあるという、この店の看板メニュー「白湯ラーメン」。人気の理由は濃厚な豚骨スープで、1回の仕込みに使う豚骨ガラは約50キロ。10時間以上かけてじっくりとスープを取ります。

 

 

 この“豚骨ガラ”をめぐって、この店ではある悩みがあったそうです。

「(豚骨ガラの)処理だけで(年間)50万円とかかかって、結構つらいので…。50万とかかかると、バイトも雇えない」(本郷亭 本郷店 社本竜彦 店長)

 スープをとった後の豚骨ガラの処分費用が非常に高額で、悩みの種だったといいます。

 

 

 しかし最近、その悩みの種“豚骨ガラ”が、ある食材に形を変えて丼の中に戻ってくるようになったそうです。一体どのように形を変えたのでしょうか。店内の来店客に予想してもらいました。

Q.スープを取った豚骨ガラが形を変えて戻ってきているが?
「麺の中に入れる?粉にして?」
「卵?」
「粉末スープとか?」

Q.実は●●になるんです。
「えー!すごい取り戻してる。“循環型ラーメン”だ」

 

 

 ほとんどの人が知らなかった、豚骨ガラを再利用し生まれた「循環型ラーメン」。

 「循環型ラーメン」、その秘密を探るため、取材班は使用済みの豚骨ガラの行方を追うことに。

 やってきたのは、名古屋市中川区にある工場「SSフーズ」。この日、複数の店舗から集められた豚骨ガラ200キロ以上が機械の中に投入されていました。

 

 

 そして1日以上、豚骨ガラを砕き混ぜ続けると…

Q.これはなんですか?
「(豚骨ガラを)破砕・ふるいにかけてできあがった、肥料になります」(SSフーズ 古賀誠さん)

 今までは捨てられるだけだった豚骨ガラが、肥料に生まれ変わっていたのです。

 

 

 この取り組みを行っているのは、主にラーメン店に食材を卸している会社。この取り組みを始めたきっかけは、ある思いからだったといいます。

「こういうサービスを(僕ら食材卸売業者が)やらないと、ラーメン屋さんが廃れてしまうという思いがあった」(SSフーズ 中川祐二 社長)

 高額な豚骨ガラの廃棄費用、それに苦しむラーメン店を救おうと、5年前からこの豚骨ガラを肥料にするサービスを開始したといいます。この会社では、ラーメン店から無料で豚骨ガラを回収し、肥料に作り替えています。

 そしてできあがった肥料は、三重県松阪市の農園「シュナファーム」へ運ばれます。この農園の畑で育てられているのは「ネギ」。捨てられるだけだった豚骨ガラは肥料になり、その肥料がラーメンの名脇役「ネギ」を育て、どんぶりに戻ってくる。まさに「循環型ラーメン」となっていたわけです。

 

 

 こうした豚骨ガラの肥料はネギの成長に必要なリン酸を多く含んでいるため、肥料として非常に優れているといいます。

「生育もよくなった気がする。あまり辛くない。子どもがラーメンに入れても食べてくれる。やさしい味なんかなと思う」(ネギ農家「シュナファーム」 石川勝己さん)

 

 

 ネギはあつあつのラーメンの上にのせられ、再び客のもとへ。

「めっちゃうまいです」
「普通なら埋め立てとかになると思うけど、肥料化して還元してるのはいい」
「何もかも捨てる時代になってきてるので、リサイクルは今の時代にマッチしてる」(客)

とんこつラーメンのスープのだしをとった後の“豚骨ガラ” 意外な再利用方法とは

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