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ホテルで深刻な人手不足解消に 外国人労働者採用も受け入れる企業にも課題が 三重・鳥羽市

報道局
三重特集 2019/3/20 11:30

 

 私たち日本人でも難しい、“和のおもてなし”。外国の人には、なおさら難しいようです。従業員の約2割が外国人労働者だという三重県のホテルを取材すると、外国人が日本で働くことの課題が見えてきました。

 

 三重県鳥羽市の海沿いに建つ「鳥羽グランドホテル」。

 

 

「いらっしゃいませ、こんにちは。ご宿泊されるお客さまですか?あちらのところに止めてくださいませ」(男性スタッフ)

 笑顔で迎えてくれた男性スタッフ。さらに。

「お待たせいたしました。こちら領収証と次回の宿泊で使える割引券でございます」(女性スタッフ)

 手際よく受付をする女性スタッフ。実は彼らは、就職で来日した外国人従業員です。

 

 このホテルでは、10年ほど前から外国人従業員を雇用。現在100人の従業員のうち、2割程度が外国人で、去年は新たに10人を採用しました。

「若い方がなかなか私たちのところに就職してもらえなかったものですから、若い方を求めて、(最初に)中国から研修生を採用させてもらった」(鳥羽グランドホテル 上野哲男 社長)

 慢性的な人手不足に悩まされている宿泊業界。このホテルも例外ではありませんでした。そこで頼ったのが外国人でした。

 

 

「かなり前向きで、やる気があって、能力も思ったよりあるので大変助かっている。かなりいい評価をいただいている」(鳥羽グランドホテル 上野哲男 社長)

 

 サービス業は客とのコミュニケーションが欠かせないため、このホテルでは採用時、日本語検定2級の取得を条件としています。

 一見、言葉の壁はなさそうな、台湾人スタッフ。

 

 

Q.日本語への不安は?
「よくありますね。お客さまの質問が分からない場合は、どうしようかなとずっと(考えてしまう)。お客さまが怒るかと思って、はっきり話せない」(台湾人スタッフ)

 このような“言葉の不安”を取り除くため、このホテルでは敬語などの日本語の微妙なニュアンスを盛り込んだマニュアルを作成。定期的に研修会を開き教育しているといいます。

 

 また、旅館のおもてなしに欠かせない生け花の指導も行い、このホテルの女将(おかみ)・みすずさんが指導に当たっています。

 

 

「やはり言葉が通じにくいということと、あとみなさん方の感覚が全然違ったので、それは若干抵抗があった」(鳥羽グランドホテル 女将・上野みすずさん)

 生け花に欠かせない、「たたずまい」や「空間」といった点を説明するのは困難。着物を着たときの作法は、一から教えるといいます。

 

 3月12日、三重県津市で開かれた「外国人労働者受け入れに関する説明会」。会場はほぼ満席でした。

 

 

 外国人労働者の受け入れを拡大する“改正入管法”は今年4月から施行されます。国は、人手不足が進む介護・建設など14業種で、今後5年間で最大約34万5000人の外国人労働者を受け入れる方針です。

「建設業は人手不足というのがすごく言われていまして、当社も(受け入れは初めてで)不安なんですけど、実際、人手不足の方が大変なので、(外国人労働者の)受け入れも考えていく形になっている」(建設業の参加者)

 

 深刻な人手不足を抱える日本で、4月から始まる新しい制度。外国人労働者を受け入れる企業側の体制も問われます。

ホテルで深刻な人手不足解消に外国人労働者採用も受け入れる企業にも課題が 三重・鳥羽市

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