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海に異変 ヒジキ・ノリ・ワカメの不漁続く、そのワケとは 三重・鳥羽市

報道局
三重特集 2019/4/22 11:30

 

 三重県鳥羽市の海で、いま海藻がのきなみ不漁だといいます。そのワケとは?

 

 三重県鳥羽市の海岸で岩場を埋めつくしている海藻・ヒジキ。出汁で炊くとふんわりした食感もおいしいヒジキは、これからが収穫のシーズン。ところが…

「例年は岩を覆い隠すように生えているというヒジキですが、今年は岩肌が見えてしまっています」(記者)

 これでも、例年の半分ほどしか生えていないといいます。

「ちょっと茎の色が黄色いやろ。乾くと、こっち(正常なもの)は黒っぽくなるけど、こっちは黄色というか赤というか、真っ黒にはならない」(鳥羽磯部漁協 相差支所 中山勘一郎理事)

 

 

海藻全体が不漁 ノリやワカメも

 量も、質も、例年より悪くなりそうだという今年のヒジキ。しかし、この状況はヒジキに限ったことではないといいます。

「今年はワカメもヒジキもダメ」(鳥羽磯部漁協 相差支所 中山勘一郎理事)

 じつは、海藻全体が不漁になっていました。

 去年12月、取材班がこの地域で取材した際にも…

「例年に比べると悪いね。ノリの成長が悪かったせいで、摘み取りが遅かったよね」(ノリ漁師)

 

 

 今シーズンのノリは、46年ぶりという記録的な不漁で、ピーク時の60%以下しか生産できない見通しです。

 さらにワカメも不漁だそうで、名古屋市中央卸売市場でも取扱量が減っており、単価が5%以上も高い状態だといいます。

 

 

地元の店も心配

 海藻を扱う店「マルタ金子商店」ではこんな現象が…。

「(ワカメの)目方は2割~3割減らして、売値は一緒で。(ノリ)前は30枚入り、今は20枚入り。(アオサ)30グラムでしたけど、今は15グラム」(マルタ金子商店 金子和巳さん)

 

 

 価格は据え置きながら中身を減らす、実質値上げ。

「安く売りたいけどね、やっぱり商売やで」(マルタ金子商店 金子和巳さん)

 一方、この不漁を受けて、価格が上がっているアオサ入りのみそ汁を無料サービスする飲食店「海の駅 黒潮 パールロード店」。おかわり自由だといいますが、苦しい胸の内も…。

 

 

「単価は上がってるんですけど、それを楽しみに見えるお客さんもいますので、もうそのままでやってますよ渋々…」(海の駅 黒潮 松村原宏さん)

 また地元の旅館では、海藻自体が市場からなくなってしまうのでは?と心配する声も。

「どれだけ持つかっていうのが、心配ですね。ワカメの場合は。こればっかりは来年とればいいってものでもないですもんね」(花の小宿 重兵衛 瀬古喜代子さん)

 

 

 みそ汁にしゃぶしゃぶに、朝食に欠かせないというワカメ。ストックもしてありますが、先が見えず不安だといいます。

 

海藻不漁のワケ 海水温が2度高い

 なぜ、海藻が揃いも揃って不漁となっているのでしょうか。

「いろいろ海藻の種類によって違うんですけど、共通するのは、今年は水温が非常に高い。調べているものでは2度ぐらい。2度というと非常に大きい影響を受けますね。それで生き物が生きられるかどうかっていうのも変わってしまう」(海藻の生理・生態に詳しい 三重大学 倉島彰准教授)

 海が、海藻の成長に適した状態に戻るのはいつなのか。食卓への影響は続きそうです。

 

海に異変 ヒジキ・ノリ・ワカメの不漁続く、そのワケとは 三重・鳥羽市

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