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これから「蚊」が増えてくるその理由、雨が降り気温が上がってくる時期

報道局
愛知三重岐阜特集 2019/5/22 18:02

 5月21日、東海地方でことし1番の大雨となりました。愛知県新城市にある東三河の人たちの生活を支える「宇連ダム」。カラカラ天気が続いた影響で、19日に0%まで下がっていた貯水率は、21日午後3時点で8.6%まで上がり、わずかですが回復しました。

 雨を待ち望んだ地域がある一方、名古屋の街では、これからの季節に気になってくる“ある生き物”に対する不安の声が。

「蚊。友達が刺されてて、かゆそうだなって」
「自分の家にもいるよ、庭とか。蚊は手強い」

 雨が降り、気温が上がるこれからの時期。心配になってくるのは「蚊」です。

 名古屋市内のホームセンター「DCMカーマ21熱田店」を訪ねてみると、目立つ場所に設置されていたのは、蚊取り線香など害虫対策用品のコーナーです。

 蚊の対策グッズを、大量に購入していた男性に話を伺ってみると。

「これから蚊が出るからね、うち蚊が多いんですよ。これから刺されると思って、心配なんですよ」(害虫対策用品を購入した男性)

 こちらの店舗では、蚊をよけるスプレーなどのグッズの売り上げが、5月に入ってから大幅に伸びたといいます。

 では、いまの時期、蚊は実際どれぐらいいるのでしょうか。蚊の生息状況を調査する「名古屋市生活衛生センター」を訪ねました。

 見せてもらったのは、月に2回行われているという蚊の捕集調査です。

 調査は「人をおとりにして、8分間に近寄ってきた蚊を網で捕まえる」というシンプルなものです。その結果は…。

「8分経ちました。おそらく1匹だと思います」(調査員)

 この日の名古屋は風が比較的強かったため、捕まったのは1匹のみでした。しかし5月はすでに60匹採取されているといいます。

 専門家は、これまで雨が少なかった影響で蚊が少なかったとみていますが、雨が降ったことで、1週間後ぐらいには蚊が一気に増えるのではないかと指摘します。

「(今回の雨で)去年生まれた卵が雨水につかってふ化します。そして、幼虫となって、成長しはじめます。気温が高いと幼虫の成長スピードも早まり、(蚊は)これから5月末から6月はじめにかけて、多くなっていくと考えられます」(害虫防除技術研究所 白井良和 所長)

 蚊の発生に大きく影響するのは、これからの気温。5月下旬は、夏のような暑さが続き、最高気温が30℃を超える日も予想されています。

 実は、蚊にとって、最も活動的になる気温は25~30℃。そのためこれから、蚊が一気に増えるとみられていて、雨水をためないようにするなど対策が必要だということです。

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